20〜29
20.女装で気を付けている事は?

獏馬木
「詳しくよろしく」

櫂兎
「ええ? んー、まず声ですかね。女声…っていうんですか? 裏声を頑張る、それはもうとにかく頑張る。で、仕草、言葉遣いは薔薇姫の指導思い出しながら優雅でおしとやかに。歩き方も小股になります」

獏馬木
「へぇ。服装とか装飾品とかはどうしてんの?」

櫂兎
「服装…まあ、身体のラインが見えるとさすがにまずいかなと思って、ゆったりとした服装が多いです。肩もまるく見えるように肩当て?みたいなものをいれて、膝は見せないようにしてますよ」

獏馬木
「肩はなんとなくわかるが…膝?」

櫂兎
「膝見ると男女判断できるらしいです。妹が某超次元サッカーアニメみながら言ってました。あと、おへその位置も男女で違うらしいのでその辺露出控えてます」

獏馬木
「俺にいらぬ知識がついてしまった…」

櫂兎
「あと、忘れてはいけないのが胸に詰めるふわふわの肉まんです。気分によって桃まんやあんまんになります」

獏馬木
「……流石にその発言はネタだよな?」

櫂兎
「誰が何と言おうと、女子の体重がリンゴ三個分である理と同じく、俺が胸に詰めているのは肉まんもしくはそれに類するものです。
あ、化粧に関してはいつになっても慣れないのと、珠翠にやってもらうの嬉しいからとかいう理由で、自分でやる分はあんまり上手くはないと思います」

獏馬木
「棚夏、子離れって知ってるか?」

櫂兎
「貘馬木殿が言えるんですか?」

獏馬木
「だよなあ、無理だよなあ」




21.再び華蓮様になることはないのですか?

櫂兎
「どうなんですか、獏馬木殿」

獏馬木
「何で俺に訊くんだ」

櫂兎
「いやだって、一応管理人代理なんでしょう。今後の展開で女装するかなんて、俺の知るところじゃないですし」

獏馬木
「……今更な一人芝居なことには突っ込まないでおくとして、うん。管理人は女装夢主出したい出したい言ってるな、まだ先らしいけど」

櫂兎
「どんな登場になるんでしょうね…」

獏馬木
「あの王が『余は結婚しないぞ! どうしてもというのなら華蓮を呼べ!』みたいなわがまま言って、州まるまる華蓮探しに乗り出して、黒狼に『流石にこれはまずいんじゃないかい?』みたいなこと言われて仕方ない状況まで追い込まれて渋々登城する、なんてことにはならないらしいぞ」

櫂兎
「ならないのかよ! ――はっ、つい砕けた口調で突っ込んでしまった」

獏馬木
「敬語で突っ込まれた方が違和感だし気にすんな。ちなみにそのシチュは今考えた」

櫂兎
「何という妄想力」




22.櫂兎君から見て、皆の可愛いと思う所や仕草を教えて下さい。

櫂兎
「全員言うとキリがないから、特に思うものだけ言うな。まず、劉輝のたまに子犬っぽい目というか雰囲気。あれにはつい甘くなる。んで、秀麗ちゃんの笑顔、可愛いし元気貰える。珠翠のたまに甘えてくるところ、頼られるのってやっぱ嬉しいから。あとは…んー、殲華や瑤旋の意外と食い意地汚いところ。本人に言ったら後が怖いから思うだけにしてるけど、葛切り餅ひとつで喧嘩するとか、ちょっと微笑ましい気分になる。その喧嘩を次の日の朝議にまで引っ張ってたらしくて、その日の朝議がやけに空気重くて、二人のやたら喧嘩腰な論争に皆ハラハラしてたらしいのには笑えないけど」

獏馬木
「大の大人が葛切り餅ひとつで朝議揺るがすなよ…」




23.夢主さんが親友だと思っている方の長所は何ですか? 親友ですから、最低10個は上げて下さい。

櫂兎
「……あれ?」

獏馬木
「どうした?」

櫂兎
「片手ですら埋まらない事実に気づいてしまった…」

獏馬木
「えっ?」

櫂兎
「人としての長所と、親友としていい奴って思うのは違うんですね…(遠い目」

獏馬木
「……(こいつ、指、一本しかカウントしてないぞ) ちなみにその長所は?」

櫂兎
「顔だけはいけめん」

獏馬木
「……うわぁ」

※ 夢主君の中で 親友:殲華、友人:邵可や悪夢組その辺、悪友:爺組、知人:他人というには近すぎる人




24.夢主さんしか知らない(かもしれない)殲華さんの秘密ってありますか?

櫂兎
「あるよ。言ったら俺しか知らないことじゃなくなるから言わないけど」

獏馬木
「教えろよぅ棚夏〜」

櫂兎
「言いません」

獏馬木
「ちぇー」




25.殲華様の一番ドキッとした言葉はなんですか?

櫂兎
「俺が進士のときだったかに言われた、『本当にやりたいことは、できていないんじゃないか?』かな。自分でも、殲華に指摘されるまで、そこまで自分が礼部入れなかったこと残念に思ってたなんて自覚してなかったし」

獏馬木
「あー、あれなぁ。お前が教育云々言ってたのは意外だったけど納得だったぜ。州都と地方じゃ、かなり学に差があることだしな」

櫂兎
「成った実を厳選するより、木から育てて、美味しい果実の成る木にする方が森は繁るかな、と」

獏馬木
「動物も大喜びだな」

櫂兎
「なんか違う気もしますけど、もうそれでいいです」




26.トリップ先が赤ん坊からで殲華が父親で第一公子だったらどうしてた?? どんな態度をとる??

櫂兎
「あいつ使えない奴だと思ったら、子だろうが何だろうが容赦ないだろうからな…。無難にそこそこ頭まわるところはみせつつ、でも王座には興味ないと宣言しておく」

獏馬木
「うん? 王になっちまわねーの」

櫂兎
「だってなりたくないですもん。ま、俺が第一公子である限り王位争いは起こさせないですけれどね。弟の面倒ちゃんと見て、皆立派な人間にして見せようじゃないですか。で、時期を見て王位継承権放棄して縹家にトンズラします。かなり無責任ですけれど」

獏馬木
「うわー…なんかそれだと予想外の公子が次期王とかいう展開もアリになるな…」

櫂兎
「清苑や劉輝が別人と化しそうですよね…天真爛漫で無邪気な清苑、やんちゃな劉輝。……全く想像つきません」




27.静蘭について3分ほど語って欲しい

櫂兎
「えっ?」

獏馬木
「はーい、始め!」

櫂兎
「えっ、ま、待ってください!? 語る?! 何を?!」

獏馬木
「何かあるだろー」

櫂兎
「ええっ! えー、悠舜に笑顔腹黒キャラとられたから、たけのこキャラになったんだと正直思ってた。あと妹のシャンプー勝手に使うな。…………ええと、何かもう言うことがないんですが」

獏馬木
「おいおい、3分ほど語るってことなんだぞ。まだ麺かたい時間じゃねえか」

櫂兎
「カップ麺作ってらっしゃった!?」




28.玖狼さんとの交流は?

櫂兎
「してるよ。玖琅君律儀だから、月に一度は文が届くかな。内容は邵可や黎深について聞いてくるようなものがほとんどだけど」

獏馬木
「紅家三男か…俺見たことないんだよなー」

櫂兎
「三人の中で一番真面目ですよ。あ、この前は蜜柑たくさん貰いました」

獏馬木
「お、噂の品種改良のか」

櫂兎
「はい、でも全部形が悪くて売り物にはできないやつです」

獏馬木
「……嫌がらせ?」

櫂兎
「いやいや、廃棄になるのとか勿体ないので、『捨てるなら欲しい』って俺が言ってたからだと思います。玖琅君真面目なので言葉そのままに送ってきてくれたんでしょう…。味は商品と負けず劣らず美味しいですから、寒天ゼリーにして商業展開できないかと思ってサンプル作って持って行って、今全商連さんに交渉してるとこですね。寒天冷やすっていうのが一番の難関です。冷蔵庫欲しい」

獏馬木
「またお前はそういうことを…」




29.黒櫂瑜殿とはお知り合いですか? 櫂瑜殿と素のままでお茶会していたら素敵です。

櫂兎
「あー…実は『王の客人』として会ったことがあるんだよな。そのとき殲華も一緒でお茶したよ」

獏馬木
「うわー、見てぇその三人揃ったところ。で、どうだったんだ?」

櫂兎
「紳士でした。それ以来交流ないんですけれどね…。筆頭女官の時に遭遇しなくて本当に良かったです。櫂瑜さんに女装を見られでもしたらと思うと…もう…」

獏馬木
「棚夏が女装してることに気づいた時の反応見るの面白そうだけどな」

櫂兎
「やめてください、心臓に悪い」





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一周年企画「夢主に○○の質問」
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