1.お名前は?
獏馬木:
「貘馬木梦須」
櫂兎:
「何で貘馬木殿が答えてるんですか!」
獏馬木:
「あれ、違うの?」
櫂兎:
「違います!」
きょとんとしている貘馬木に一抹の不安を抱く夢主。
櫂兎:
(これ明らかに人選ミスの予感が…)
「えー、ごほん。気を取り直して、俺の名前。棚夏 櫂兎。デフォルトの名前の読みはカイトなのに、管理人自身がずっとタクトだと思い込んでたらしいよ」
獏馬木:
「俺の名前も、初期はムシュだったのにいつの間にかムスになってたり、かと思えばムシュに戻ってたなあ」
櫂兎:
「隠し花菖蒲印の二代目店主さんの名前なんて、見通して統一するまで三種類存在してたらしいですから、まだマシな部類ですよきっと」
獏馬木:
「なにそれこわい」
2.身長と体重を教えてください
櫂兎:
「168cmの62キロだな。身長は170欲しかった…まあ、20代男性の平均ってとこじゃないかな」
獏馬木:
「身長なんて140cmあれば充分だろ…」
櫂兎:
「いやいや、それは小さすぎるでしょう?!」
獏馬木:
「え……?」
櫂兎:
「え? いや、何でそこもの凄くショック受けるんですか? 貘馬木殿の身長、俺より少し大きいくらいじゃないですか」
獏馬木:
「棚夏なんて嫌いだ」
櫂兎:
「えーーーっ?!」
3.ズバリ、貴方の年齢は?
櫂兎:
「心は永遠の20代…って何回言わせるつもりなんだ」
獏馬木:
「管理人からの伝言で『実年齢でお願いします』、だと」
櫂兎:
「……
52」
獏馬木:
(声が小さすぎてきこえなかった…)
4.容姿は?
櫂兎:
「黒髪の短髪、菫色の目。あとは特にこれといった特徴はない……かな?」
獏馬木:
「お前がずっと影薄かったのはそのせいかもな」
櫂兎:
「普通に考えれば変わった目の色だと思うんだけど、彩雲国じゃもっと目立つ目や髪の色した人ばっかだから霞むんだよね…」
獏馬木:
「ふっ、俺はそれとは逆にどう頑張っても無意識に内から素敵オーラが溢れ出しちゃうみたいでさあ」
櫂兎:
「……(反応に困るな。…よし、スルーしよう)」
5.一応訊いておきます、性別は?
櫂兎:
「男。何故訊いた」
獏馬木:
「訊かれるようなことでもしてるから、とか? はっはー、心当たりねぇのぉ?」
櫂兎:
「……」
櫂兎、無言で視線を逸らす。
6.自分の長所を簡単でいいので教えてください
櫂兎:
「何だろ。適応力が高い…とか? 今の職場はちょっと本質的に合わなくて無理だけど」
獏馬木:
「ん? お前冗官じゃなかったのか?」
櫂兎:
「この間、別の部署に無事(?)就職しました」
7.では、短所は?
櫂兎:
「う…出しはじめたらキリがないや…」
獏馬木:
「そういう自己評価低いところじゃね?」
櫂兎:
「いや、それは皆が俺をやたら高い評価してるだけで、俺は事実相応に自己を評価してますけど」
獏馬木:
「うわぁ、なんていうか…やっぱお前ってば謙虚すぎ。もうちょっと出世欲とかあっていいんじゃね?」
櫂兎:
「んー…やりたいことはありますけれど、出世は正直どうでもいいです。自分が地位もつより、他の有能な人がのし上がるべきですし」
獏馬木:
「…ふうん? ま、自己評価低いのも、現状の自分に常に満足しないって点である意味いいことだな」
櫂兎:
「うわっ、何です貘馬木殿変な物でも食べました? いくらなんでも拾い食いはだめですよ…」
獏馬木:
「ちょっ…人が珍しく褒めてやってるのを台無しにすんな」
8.では少し趣向を変えて。貴方の好きなタイプや魅力を感じる要素は? 異性に限らず、恋愛感情に限らずお願いします
櫂兎:
「いや、変わりすぎだろ! 何この質問!!」
獏馬木:
「You、照れてないで答えちゃいなYO!」
櫂兎:
「照れてないですからやめてくださいそのノリ! ええ?! うええ…? うーん……
好きな人、ってなら妹そのものな。存在が可愛い、もう可愛すぎてお兄ちゃんは幸せなのに辛い。佳奈のすることは何でも魅力的に感じるな。というか、魅力的だから。可愛いの天才すぎるから、大好き愛してる」
獏馬木:
(うわっ、真顔が怖え)
櫂兎:
「あとは…あー、異性同性に関わらず、気も遣わず、難しいこと抜きの素で話せるヤツとか。一緒にいると落ち着く。他には…やっぱ、もふもふ? ふわふわとは何か違って、こう、柔らかいだけじゃないというか」
獏馬木:
「え? 胸?」
櫂兎:
「髪ですからッッッ!!!」
9.正直ネタが尽きました質問思いつきません
櫂兎:
「ムチャシヤガッテ…」
獏馬木:
「……と、いうわけで管理人作成の質問はここまでだな。お疲れさん」
櫂兎:
「最後のあれは…」
獏馬木:
「気にしない気にしない。で、この後の質問が、今回皆さんにいただいちゃったやつな。どんどんいっくぞー!」
櫂兎:
「何で貘馬木殿がそんなにノリノリなんですか……」
獏馬木:
「いやぁ、何か面白そうな予感がすっからさぁ。あ、でも今の俺の知ってることじゃ不十分ってこの質問群で分かったし、管理人の代理ちゃんとするためにもちょっとメメタァな内容勉強してくる」
櫂兎:
「それ言うならメタですよね?! 蛙潰さないで!? って、えっ?」
獏馬木:
「土下座本編、読んでくるなっ☆」
櫂兎:
「もう何から突っ込めばいいのか分からない……」
そんなわけで、次のページから皆様にいただいた質問への応答始まります。話の流れで順番調整・言い回しの改変しております、ご了承下さい。
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