「――嘘でしょうこれは…」
貴陽から届いた友人からの手紙に、悠舜はひどく動揺した。
「櫂兎が、冗官処分? そんなことした上官は、一体どこの馬鹿です……」
そんな悠舜は、手紙に書かれたどこぞの馬鹿上官の名前に薄ら不気味な笑みを浮かべた。
「朝賀に…確実に行く必要が出ましたね」
ふふふ、と一人笑い声漏らす悠舜は、何というか…その、ええと
「ふふ? 下手に言えばその口がどうなるか……」
何でもありません。
「貴陽で会ったら…お説教ですね」
遠く離れた貴陽で、某馬鹿の背筋をひやりとしたものが走り抜けた。
▼ なかがきという名の補足
黎深が馬鹿呼ばわりされ過ぎ。
しかしそれも愛や親しみの籠った「馬鹿」なのです。
あと、冗官処分は夢主が悪いです。←
処分は重すぎるかもですが、黎深一応これだけは仕事したらしい(爆
※Mistake*take1
鳳珠「こんなときによく平気で仕事できるな!」
飛翔「ああ?! 俺が仕事すると思うか!」
鳳珠「……思わんな」
飛翔「…………いや、そこはもうちょっと悩むとかさ」
※その後
工部で自棄酒中の飛翔
飛翔(……あれ、いつもとやること変わってねえ)
※その後のその後
鳳珠「飲みにきた」
飛翔「おう」
工部残業組一同(あの黄奇人が…酒を?!)
どうやって飲むのか、面は外すのかハラハラ見守る一同の中、奇人の面、口のところだけかぱっとご開帳。
※その後のその後のその後
鳳珠「……うぃっく」
飛翔「んだよ、もう酔ったのか?」
鳳珠「酔ってなど、いないでごじゃるます」
飛翔・残業組一同「……(確実に酔ってるだろッ!!」
さらにその後、ノックダウンした鳳珠を飛翔は抱え工部を後に。
飛翔「ったく、酒強くないくせして無茶に飲むからだ」
(…………あー、俺は全然飲み足りない。)
最後の悠舜さんの腹黒さは…うん、あれです。地の文へのキャラの干渉も一度くらいやってみてもいいかなって!遊びました。本編では、もうないかな……そうしょっちゅうするもんではないとだけ思いました。
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