蝙蝠の求愛行動

内緒でこぼした


「流石でございます、カマソッソ様。武術、社交だけでなく勉学も優れていらっしゃる。これなら2週間後の御前試合も難なく勝ち進むことでしょう」

「……そうだな」

にこにこと人当たりの良い顔を向けてくる男性を、カマソッソはチラリと冷めた目で見遣る。ご機嫌をとり、あわよくば懐に入ろうとする浅はかな考えなど、カマソッソにはお見通しだった。

2週間後に開催される御前試合。王族に連なる者が参加するこの試合は現王の前で行われる。そのため、実質、王位継承権を決める儀式でもあった。
自分が他の候補者より劣っているとは思っていない。しかしそれでも、慢心するつもりも、楽観視するつもりもカマソッソにはなかった。
何せ現状、あの女――ミズノからまだ1本も取れていない。当初、焦っていた気持ちは、以前の彼女との会話でいくらか平常に戻っていた。そのお陰もあってか、カマソッソは冷静に、淡々と策を練る。相手の動き、癖、そして自分の出せる手札。

「――では、本日はここまでに致しましょう」

男は仰々しくお辞儀をし、退出していく。
暫くして、靴音が聞こえなくなったカマソッソは慣れた手付きで外に出る準備を進める。平民と思われるような軽装に着替え、いつもの様に家を出た彼は、浮き足立つ心を抑えるように駆け出した。



演習場跡に武器のぶつかり合う音が響く。
防いでは攻め、受け流しては躱し……。最初と比べ、カマソッソは確実に上達し、ミズノの動きに喰らいついていた。顔には出さないものの、ミズノもまたその変化に気付き、内心で笑みを浮かべる。
カマソッソの飲み込みは早く、まるでスポンジの様に戦いのノウハウを吸収していく様子は見ていてとても気持ちが良かった。そしてそんなカマソッソの将来が、ミズノは楽しみでもあった。
日に日に強く、重みを増す打撃。相手の癖を読み取り、先を読んだ精錬されつつある動き。心が踊らない方が無理な話である。
カマソッソが右足を僅かに引く。これは大振りの技を出す時の彼の癖だった。後で矯正しないとな、とミズノは目を細め、技を受け流そうと武器を構える。

「――ッ!!」

瞬間、カマソッソは徐に武器の軌道を変える。それは正に虚をつく動き。目を見開くミズノに、カマソッソは不敵な笑みを浮かべた。

―――ガキィン……!!

「―――ぁっ」

武器が弾き飛ばされて、手の中は空っぽ。ヒュンッ、と勢い良く武器を突きつけられる。

「……っはあ……、はあっ……!」

息を荒らげ、鋭い眼光で自身を射抜くカマソッソ。その眼の奥に燃える闘志を、輝きを真正面から受け止めたミズノは、ふっと息をもらすように微笑んだ。

「――お見事。1本取られたよ」

ヒラリと降参だと示すように両手を上げる。カマソッソは息も絶え絶えの中、思わずニカッと笑顔を浮かべガッツポーズをした。

「っっよっしゃあ!!――ッげほ、ごほ!」

「興奮するのは分かるけど、呼吸は整えようね?」

咳き込むカマソッソの背をミズノが優しく叩く。そして近くに置いてあった水を手渡せば、彼は感謝を述べてゴクゴクと飲み干した。

「――ふぅ……。ではミズノ!1本取ったのだ、オレとの約束を果たして貰うぞ!」

「はいはい。と言っても、そんなに面白い話じゃないと思うけど?」

「そんなもの、聞かなければ分からぬだろう!」

さあ早く!と急かすカマソッソを見て、ミズノはポリポリと頬を掻く。とりあえず長くなるからと、2人はいつもの横長の箱に座った。

「さて、どこから話したものかな……」

ミズノは頭を悩ませる。カマソッソが己に対して疑問を持っていたのはずっと知っていた。

「前に、人は誰かの為に強くなれるって言ったこと覚えてる?」

そう問われたカマソッソはこくり、と頷く。演習場跡には、ミズノの声しか聞こえない。まるで、2人だけ世界から切り取られたかのようだった。

「アレはね、私自身にも当て嵌る言葉なんだ。誰かを助けたい、死なせたくない。その一心で私は戦い続けた」

ミズノは視線の先に広がる暗闇を見詰める。そうすれば、脳裏に彼らの顔が、大きな背中が浮かんだ。そして意を決するように、静かに息を吐く。

「――少年が思ってる通り、私はこの世界の、ミクトランの人間じゃない」

「……ッ」

カマソッソは息を詰める。どこかでそんな予想はしていた。カーンの民とは違う見た目、まるで人目につかないようにこの場所でひっそりと過ごしていること。何か訳があるのだろうことは見当がついていた。

そこからミズノは、ぽつりぽつりと自分の境遇を話していく。元々は『日本』という国で生きていたこと。気付いたら別の世界で生まれ変わっていたこと。そして素敵な人たちに出逢い、その人たちを死なせない為に暗躍し続けたこと。無事に救い終わったあと、自分を転移させた人物によって再び別の世界に飛ばされたこと。そして訪れる先々で出逢った人々を救ける為に動いては、また別の世界に飛ばされ続けていること……。

勿論、最初聞いたときカマソッソは信じられなかった。だが彼女の特異さを、どこか自分たちとはズレていることを無意識の内に感じ取っていた。何より、彼女の声が、目が、嘘を言ってるようには感じられなかった。転移系の魔術の類いだろうかと1人思案していれば、ある事が引っ掛かった。

「……アンタが、、アンタが残してきた世界の人たちは?身近な人間が1人いなくなったんだ、探してたりすんだろ?」

それは当然の疑問だった。

「あー、、それはね、無理なんだよ」

「?」

「私はその世界にとってのイレギュラーだからさ、なんていうのかな。世界の修正力って言えばいいのかな?最初は私の事を覚えてるかもしれないけど、その内忘れちゃうんだよ」

上手く出来てるよね、なんて苦笑いするミズノにカマソッソは絶句した。誰も、守った人間からも忘れられる?己の為した偉業を、想い出を全て?そんなことあっていいのかと。そんな仕打ちを、そしてそれを笑って受け止める目の前の彼女にも、カマソッソは腹の底が煮えかえるような思いを感じた。

「なぜ笑っていられる……?己が命をかけて守った者たちに忘れられるんだぞ!?」

激昂するカマソッソをミズノはびっくりしたように見る。そして優しく笑いかけた。

「ありがとう、やっぱり君は優しいね。それにね、例え忘れられたとしても、誰も覚えていないとしても、私だけは知っている。私だけは覚えてる。たった1人でも覚えているのなら、物語は消えないんだよ」

諭すように話すミズノを、カマソッソは何も言えずに見る。大丈夫だと、着丈に振る舞う彼女の笑顔が、少し寂しそうに見えたからだ。

「……はい!じゃあこの話はお終い!」

パン!と手を叩き、場の空気を変えるミズノ。急な大きい音にカマソッソはビクリと肩を揺らす。そんな様子にくすりと笑みを零した彼女は明るい声を出した。

「無事に少年も私から1本取ったことだし、これから御前試合までは体を壊さない程度に微調整していくからそのつもりで!」

「は!?アンタ、何でそのこと知って……!?」

「街中この話で持ち切りだからね。歩いてるだけで聞こえてくるよ」

「だとしても何でオレだと分かった!?」

まさか知られているとは分からず、カマソッソは大きな声を上げる。それに引き換え、ミズノはキョトンとした顔をしていた。

「王になるっていうなら、そっちの血筋だって分かるでしょ」

何を言ってるんだコイツは、という目で見てくるミズノに、悔しさからか顔を赤くしたカマソッソは抗議しようとするも言われたことは正論なので反論出来ず、唸る他なかった。

「ぐ、、ぐぬ……。次もアンタから1本取ってやるからな!覚えてろよ!」

「いやそれ悪役の台詞」

まるで言い逃げするように叫んだカマソッソは「じゃあな!」と言い捨てると、家の方向へと駆けて行った。それを呑気に手を振りながら「楽しみにしてるねー」なんて言うミズノもミズノである。

カマソッソが完全に見えなくなると、振っていた手を止める。

「――はぁーあ」

大きなため息と共に、ゴロンと箱の上に寝そべる。視界に映った星をぼんやり見ながら、ミズノは先程カマソッソに話した内容を思い返していた。

「忘れられたくないし、本当はみんなといたいよ……」

きっと、虚勢を張っていることなんてあの少年にはお見通しだろう。なんせ彼は賢い。話すという選択は間違いだっただろうかと、という考えが過ぎる。

「――帰りたいな……」

元の世界に、皆がいたあの世界に帰りたい。生きている彼らに、また会いたい。
そこまで考えて、頬をバチンと叩く。何を弱気になっているんだと。あの少年を見届けると決めたのは自分だ。帰るのは、それが終わってからだ。
そう気持ちを引き締めたミズノの頭上を、星が一筋流れていった。



***




御前試合までの2週間。その期間はミズノが言ったように、稽古内容は試合を想定したものとなっていた。今の技は良かった、さっきのは惜しい、もう少しこうした方がいいとカマソッソの動きを洗練していく。そしてカマソッソもまた、ミズノから1本取ってからというもの、白星を上げる機会が徐々に増えていった。

そして試合の2日前。前日はさすがに儀式の準備があるためか、今日が試合前の最後の稽古となる。
軽い打ち込み、模擬戦を経て調整を終えた2人は仲良く座って涼んでいた。

「君、最初に会った時よりも随分成長したね。これは本番が楽しみだ」

なんてニヤニヤ笑いながら髪をわしゃわしゃと撫でるミズノの手を、カマソッソは「やめろ髪が乱れる!」と抗議の声を上げるも受け入れていた。
そしてチラリとミズノを見上げる。

「アンタは見に来ないのか?」

それはどこか期待を含んだ物言いだった。
その言葉を聞いたミズノは、申し訳なさそうに眉を下げて苦笑する。

「見に行けるなら見に行きたいけどねえ。ほら、私不法入国だからさ」

そうケラケラと笑うミズノを、カマソッソは「そうか」と言い、ふいっと視線を外した。眉を下げ、明らかに残念そうな表情を浮かべるカマソッソ。本人は無意識なのだろうが、その顔を見てミズノの罪悪感がチクチクと刺激される。

「まあ、見に行けない代わりにさ……」

ごそごそと胸元を漁り、目的の物を取り出したミズノはカマソッソの首元にそれを付ける。

「これを私だと思って、当日は頑張れ」

カマソッソが自身の首元にかけられた物を見る。それは羽型の装飾品と水色の石が輝くネックレスだった。
わざわざ自分の為に用意したのか?そう実感すれば、カマソッソの胸がじんわりと熱が灯ったかのように温かくなる。

「……オレが今日来なかったら、どうするつもりだったんだ。これ」

「まあ、そしたら自分で身に付けるかな。そもそも、君が今日来ないとは思ってなかったし」

そうあっけらかんと答えたミズノに、カマソッソはじわじわと頬が火照るのを感じた。でもそんな自分を気付かれたくないのか、腕を組み、言葉を投げ掛ける。

「ふん!未来の王に貢ぎ物とは流石オレが見込んだだけはあるな!感謝する!」

偉そうにそう告げるカマソッソを、ミズノはクスクスとおかしそうに見た。顔を背けていても耳が真っ赤な時点でお察しである。

「さあ、明日は準備で忙しいんだろ?今日はもう解散にしようか」

ミズノに促されたカマソッソは、しかし微動だにしない。不思議に思ったミズノが「おーい」と声を掛けるも返事は帰ってこない。

「――必ず、必ず勝利を手にする!約束だ!」

そう高らかに宣言した彼を、ミズノはぽかんと見詰める。そして少年を応援するように目尻を下げた。

「……うん、約束ね」



そして試合当日。特訓の成果もあってか、カマソッソは順調に勝ち進んでいった。
そして最終戦。
相手は体格の大きさを利用し、パワーでカマソッソを圧倒していく。しかし負けじとカマソッソも反撃するが今一つ、決定打が欠けていた。防戦一方で徐々に削られていく体力。気持ちが少しずつ焦っていく。
このままでは……!とカマソッソが見た視線の先。
偶然、視界に入った観覧席の端。その端にいるフードを被った人物。そのフードが、あの日見た物と一致する。

―――これを私だと思って、当日は頑張れ―――

送られた言葉とこちらを見る優しい表情が、脳裏に浮かんだ。ぎゅっと、カマソッソは受け取ったネックレスを握る。そして静かに深呼吸をし、相手を見据えた。
例え体がデカくとも、隙が必ずある筈。弱点が必ずある筈。カマソッソは平静を取り戻し、相手を観察する。
そして気付いた、相手の癖。攻撃を仕掛ける前にする動き。その時は、来た――。

「――ッここだ!!」

相手の攻撃を去なす。そして見付けた、一点。

「オォオオォォオ!!!」

ドンッ!と入った盛大な突きは見事、相手の急所を突く。攻撃の衝撃で、相手はそのまま後ろに倒れた。

「――そこまで!」

審判の掛け声が響く。
一拍置いたあと、会場内が地を揺らすほどの沢山の歓声で溢れた。
最終戦は、カマソッソの勝利で幕を閉じた。



「――見事な戦いぶりであった。そなたの猛々しい勇姿、それは将来、必ずやこのミクトランを導くであろう」

現王が優勝者であるカマソッソに言葉を授ける。

「勇ましき者、勇敢なる者カマソッソ。貴殿に第一王位継承権を与える」

それはカマソッソが、ずっと焦がれてきたものだった。
王子の誕生に会場が沸き立つ。沢山の拍手喝采の中、カマソッソは試合中に見た観覧席の端に目を向ける。フードを被っていても、笑顔を浮かべていることが分かり、彼もまた、太陽のような笑みを返した。



新たな王子の誕生により、国中は大騒ぎのお祭り状態。それはカマソッソの家も例外ではなく、大人達はカマソッソの優勝を盛大に祝った。主役である彼は家族に揉みくちゃにされながらも、その賛辞を受け止め素直に喜んだ。
そして宴もたけなわ。大人たちが酒を飲み盛り上がっている中、カマソッソはひっそりと家を抜け出した。目的は1つしかない。
淡い期待を持ちながらいつもの場所へと向かえば、そこには目当ての人物がいた。こちらに気付いていないのか、その人物は箱に腰掛け黄昏ながら鼻歌を歌っている。一体何の歌なのかカマソッソには分からなかったが、不思議と心地好く感じた。
もっとよく聴きたいと近付けば歌は止まった。どうやら気付かれてしまったらしい。

「――お?主役のお出ましだな」

聴けなくなってしまった歌を残念に思いながら近付けば、ミズノは上機嫌に声を掛けてきた。いつもよりも高いテンションにカマソッソが内心びっくりしていれば、彼女の傍にある物を見て合点がいく。
なるほど、どうやら彼女もお酒を飲んでいるらしい。
流れるようにいつもの定位置にカマソッソが座れば、ミズノは頬を緩めながら口を開く。

「優勝おめでとう。いい試合だったよ」

その言葉と共にミズノはポンポンと頭を撫でる。常時よりも柔らかい雰囲気にカマソッソは驚き、手を振り払うのをつい忘れてしまった。

「途中冷や冷やしたけど、最後の突きは素晴らしかったね」

「アンタにそんな褒められると少し怖いぞ」

「ちょっと流石に失礼では?」

軽口を叩き合う2人。そして話は、やれ何か食べたのかとか、家族には祝ってもらったかとか。そんなとりとめのない話を上機嫌に話していく。カマソッソにとって、それはとても楽しい時間だった。
そしてミズノが確認をするようにある事を聞く。

「今回の試合で、君の目標だった王様になる権利は貰えたってことでいいのかな?」

「まあ今のところはな。よっぽどのことがない限り取り消しになんてならない」

「そっか、じゃあ君は無事に王様になれるんだね」

―――これで私の役目も終わりかな…。

カマソッソはミズノの言葉がよく聞き取れなかったのかもう一度聞き直すも、「なんでもないよ」とにっこりと返されてしまった。
その笑顔を見たカマソッソは違和感を覚える。何故だか胸がモヤモヤし、ミズノが消えてしまうんじゃないかと感じた。だからだろうか、彼は堪らず声を上げる。

「決めた!オレが王になったらアンタを神殿に呼ぶ!オレの側付きの戦士にする!」

突然のカマソッソの宣言にミズノはびっくりしたのか、目をぱちぱちと瞬く。そして小さく吹き出したあと、笑いながら言葉を返した。

「不法入国者を城仕えにする奴があるか」

呆れたようにそう言えば、顔をムッとさせてカマソッソが噛みつく。

「そんなのオレが言えばなんとでもなる!」

「はは!職権濫用だ」

ケラケラと笑うミズノ。本気で言っているのに、相手にされないカマソッソは不貞腐れる。
それを見詰めるミズノは、眩しいものを見るように目を細めた。

「ありがとう。そう言ってくれて嬉しいよ」

言葉と共にカマソッソの頭を優しく撫でる。その目はまるで、カマソッソを慈しむかのようだった。
ドクン、とまるで長い距離を走った時のようにカマソッソの心臓がバクバクと煩く音を奏でる。嬉しくて、恥ずかしくて、苦しくて。
そんな気持ちを振り払うように、ミズノの手を振り払い箱から飛び降りた。そしてビシッと指をさす。

「こ、子供扱いするな!」

「あらま、振られちゃったかー」

「ぐ、、、ぐぬぅ……!」

カマソッソをあしらうミズノは尚も可笑しそうにケラケラと笑い声をあげる。それを彼は悔しそうに見た。
でもミズノが笑ってる、もう悲しい顔を浮かべていないことに、何故だかホッとした。
笑ってる時に出てきた涙を拭いながら、ミズノは壁に掛けてある時計に視線を向ける。

「君、時間大丈夫?」

「む、そろそろ帰るか……」

ここにいるといつも時間が経つのを早く感じる。それがカマソッソには少し不満だった。

「今日はわざわざ会いに来てくれてありがとう。嬉しかったよ」

「ふん、当たり前だ。王たるもの、最も尽くした臣下には褒美を与えるものだからな」

「それは有り難き幸せ。身に余る光栄です」

お礼を言われ照れるカマソッソに、へらりと恭しくミズノはお辞儀をする。2人は顔を見合わせて小さく吹き出した。

「では、またな!」

いつものようにミズノに手を振りながら、カマソッソは暗闇の先へと駆けていく。そしてミズノもまた、いつものように手を振りながら見送った。

「―――側付きの戦士……か」

ぽつりと、言葉を零す。そしてミズノは、僅かに目を伏せ、消え入りそうな声で呟いた。

「……ごめんね」

その声は誰にも届かずに、暗闇に消える。
夜空に輝く星は、相も変わらず無機質に輝いていた。


23/02/14
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