2010/08/26 21:46 某B氏に送りつけた残念な誕生日プレゼント小説です 恨むなら貧乏性の私の気質を恨むべきかと・・・ とにかく、B氏お誕生日おめでとう! ちゅん、ち、という鳥のさえずりが聞こえて、朝の訪れを知る。 そろそろ起きなくては、と身体を起こせば鈍い痛みが身体を襲い、再びベッドへとダイブした。 「痛っ・・・」 「気持ち良かったの間違いじゃないの?」 と、いつの間にか隣に来ていた彼がにっこりと微笑みかけてくる。 「・・・死ねよ」 それに対し、感情も何も籠っていない白けた視線を投げ掛ければあはは、と笑われた。 「またまたー。あんなに気持ち良さそうに腰振って」 「うわああああ!黙れぇぇぇ!」 慌てて言葉を打ち消せばやっぱりニタニタした顔がこちらを向いていて何だか妙に居心地が悪い。 「まぁ、あれのきっかけは君の行動だからね。」 すると、何故か罪を擦り付けられた。 「なんでっ・・・!」 意味が分からないと刃向かえば、少し怒ったような表情になる彼。 「はぁ、本当に分かってないよね、正臣くんは。」 これは、お仕置き続行かな?という声と共に肩を押し付けられる。 「例えクラスの子の頼みでもさ、自分をプレゼントだなんて許さないよ?」 本当に怒気の含まれた声に少しときめいてしまった自分を恥じるべきなのだろうか。しかし、 「だって、君は俺の物でしょう?」 という耳元にで囁かれた言葉によって、再び快楽の罠へと囚われていってしまうのだった。 |