2010/08/30 07:34 ねぇ正臣。正臣は僕が死ぬまで一緒に居てくれるよね? 「え、ああ、そのつもりだけど・・・でも、俺の方が帝人よりも長生き出来たらな?」 そっか。まぁ寿命には抗えないからね。でもさ、正臣。僕はね、君が居ない世界に生きたことが無いんだよ。だから、君が居なくなったら寂しすぎて生きていけないかもしれないや。 「・・・」 だからさ、正臣。正臣は僕よりも早く死んだら駄目だよ?僕の死に際を目に焼き付けて生きてよ。ああ、でも君に殺してもらうのも良いかもしれないね。そうしたら正臣は僕の命を背負って生きることになるし、一生僕を忘れないでしょ? 「っ、そんな事しなくたって俺はっ・・・!」 分かってるよ。君が僕を忘れないことも、忘れられないこともね。でもね正臣。僕はただわかって欲しいんだ。 僕がどれだけ君に執着してて、君なしではどうやって息をすれば良いのかすら分からないってことをね。 だからさ、正臣。これは僕の一生に一度のお願いだよ。 とある歪んだ愛物語 (その手で僕を壊して、)(確かな印を残してよ) |