昼間に思い浮かべる夜はとても優しいものだった。仄明るい街灯と時々聞こえる猫の声。大通りを歩いていても人とはすれ違うことなく傍の道路を車が走るだけ。眩しい光が私を数秒照らしては過ぎていく。人々の声や賑やかさが空回りしている昼間とは違った虚しさがそこにはある。きっと私は浸っていたい。陶酔するのが好きなんだ。いつまでも気ままな猫でいたい。けれど誰か大切な人の前では忠実な犬でありたい。昼間に賑わう人波に飲まれて夜には同じ場所で違う世界を見る。昼間の犬が夜の猫になるとしたら、二足歩行で考える私はいつまでも自分で鍵を占めた箱に居たがる。自由という選択肢が私を弱くする。もしかしたら弱いという言葉に守ってもらおうとしてる。
01/27 13:46


そういえば絵の続きがこういう形になりました。また思いついたら付け足そう。
01/27 13:35


かさこそと書いてる。私は人の絵を書くのが苦手でこの頃どうにか書こうとはするけどすぐ挫折する。そんなこんなで植物だったり動物ばかり書いてる。気が向いた時にしか書かないし元からそう才能がないので上達しないけど書くのは好き。ただ塗りつぶしたい。花だけ書いてたら鳥を書き足したくなって増やしてみた。何かを見ながら書くのではなくてなんとなく自分の記憶の中からいろんなものを引っ張り出して書き殴る
01/25 18:48


私は孤独になれない幸せ者だ。どうしてこんなに幸せなんだろう。吐きそうなぐらいの幸せに私は押しつぶされそうになる。ここで不幸せを引っ張り出せたならきっと地獄に落とされる。いつかの夢に落ちて創造しようとする。時計はどうやっても逆に回ることなく電池が切れれば止まる。それでも太陽は沈むし季節はめぐる。幸せという病にかかると不幸せという合併症にも悩まされることになる。そしてどちらにも今のところ特効薬はない。ただ過ぎ行く時間の中で苦しみながら笑いながら痛みを抑えるため体を動かしていくしかない。だから私は幸せになりたくなかった。贅沢病よね、本当。
01/23 14:14


彼女は綺麗になったし強くなったと思う。その輝きに圧倒されてる。自分が意気地なしだと実感させられて少し息が詰まる。自分の今までの決断を否定してもこれからの人生が大きく変わるわけでもない。ただ劣等感に苛まれるだけなんだ。それを知っててもそういう感情を持ってしまうのはなぜだろう。そういう感情をふとした考えに混ぜて迷いたがってる。私は彼女のことが羨ましいから怖いんだ。近づくほどに自分の未熟さに潰されそうになる。本当は離れて遠くに行きたかった。彼女との出会いに感謝しようとするほどどうしようもない暗闇に投げ出された気持ちになる。無邪気だったあの頃に帰りたい。違う私になれたらもどかしさや戸惑いを持たずに居られるのに。
01/23 14:04


変に私を気にかけてくれる人よりフラッと波長があって私の奥底に毎回突っ込もうとしてこない人といるのが心地よい。きっと私が我儘でそう強くないからだと思う。言葉がずかずかと耳に入ろうとすると一瞬にして遮断する。頑固というかなんというか内面的な交わりが苦手だった。昔はこんなこと考えたことなかったのに変に用心深くなったなって思う。例え話が好きなのもそのせいなんだろうな。誰か一人のことを語るようなお話よりもありふれていて広く考えを巡らせることが出来る物語にどうしても惹き込まれる。遠く遠くなれる気がして穏やかになる。
01/23 13:55


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