▼ エスラ似の女の子がシンドリアにトリップ

シンドバッドのお母さんであるエスラ似の女の子が、シンドリアにトリップしたらどうなるか考えてみた。別に顔全体が似ている訳じゃなくて、雰囲気とか笑い方が似ているとかそんな感じ。だから勿論シンドバッドとは似ていない。夢主の年齢は２０歳前後がいい。きっといきなり王宮に現れた。最初は見慣れない格好で１人佇んでいる夢主の後姿を見つけて警戒するんだけど、声をかけてびっくり。その夢主が小さい頃亡くなった自分の母親に似ている。唖然。ニホン？　どこ？　シンドリア？　どこ？　みたいな感じでお互いに状況説明。しかしシンドバッドとしては目の前の夢主が自分の母親に似ているため、どうも他人とは思えない。いや、他人なんですけどね。

ヒロインが違う世界から来たと気づいた後のシンドバッドはこんな感じになる。
もしかしたらこの子は違う世界から来た、母さんの生まれ変わりなのかもしれない！　きっと俺に会うために、この世界に来たんだ！　病気で早くに亡くなってしまったから、俺の事が気になっていたに違いない。今度は大人になった俺が護らなきゃ！　いや、違いますけどね。シンドバッドは夢主を王宮に住まわせてあげる事になるんだけど、ここからが大変。

「分からない事があったらなんでも俺に聞くんだよ」
「ご飯は美味しいかい？　いっぱい食べるんだよ」
「そんなに重い物を持っちゃいけない！　俺が運んであげよう」
「そんな薄着をしてたら風邪を引いてしまう」
「体調が悪いと感じたら直ぐに言うんだよ」
「帰れないならずっとここにいればいい」
「夢主、夢主、夢主」

お母さんは病気で亡くなってしまったから、異常にヒロインの体調に気を配るシンドバッド。そんなこと知らない夢主はシンドバッドのあまりの過保護っぷりに、ぽかーんとしてればいい。ちなみにそんなシンドバッドを見てジャーファルもぽかーんとしてるよ。でもシンドバッドは夢主に良いところを見せようと、きっといつもより仕事を頑張るから文句は言わない。むしろお酒も女性に粗相をする事も減ったし、夢主ずっとここにいればいいんじゃね？　ってなる。むしろ夢主が帰ったら大変な事になるんじゃ、とジャーファルも夢主を帰らせたくない。きっとここからジャーファルも夢主を構い始めるに違いない。更に夢主ぽかーん。

最終的にジャーファルとくっついて、シンドバッドも夢主とエスラを切り離せたらハッピーエンド。ここの生活もいいけどやっぱり帰りたい夢主に帰らせたくないシンドバッドが夢主を王宮に軟禁し始めたらバッドエンド。きっと途中で夢主とエスラを切り離すけどやっぱり帰したくないから王宮に閉じ込めちゃう。そこから夢主がシンドバッドの事を好きになればいいけど、嫌いになったらヤンデレルート発動。一生シンドバッド以外の人間と会えなくなりましたとさ。

そんなどこにも需要がなさそうなお話。シンドバッドの冒険でバドルとエスラ、シンドバッドの家族愛に泣いて思いついた。しかしこれじゃあ家族愛なんにも感じない。
こんな感じのふざけた設定ばかり思いつく。


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