ロクロウ 名前:天雷ロクロウ(天雷六郎) 所属・職業:Jエリアガーディアン(戦闘部門) 性別:男性 一人称:おれ、おにーさん 年齢:26 容姿:黄緑髪黄緑目(肩にかかるほどのハーフアップ) 性格:いつもへらへらとしている。他のガーディアンに羨望を抱いており、自己肯定感が低め。子供に弱く、よくイスズやノボルにたかられている。 身長:179cm 体重: 誕生日: 出身地・家柄:上層出身 武器: 好きなもの:ゲーム、少女漫画、ピアノ、ザッハトルテ 嫌いなもの:キラキラしたもの、社交場 モチーフ:恋人-スマホ/ゲーム ■呼び名 レイ:レイちゃん ロロ:ロロ ハジメ:ハジメくん コマコ:コマコくん ミオ:ミオさん オウシロウ:オウシロウ イスズ:イスズ ナナミ:ナナミ ロタ:ロタ ノボル:ノボル ガク:ガクくん カイガ:カイガさん ジュウザ:ジュウザさん レジー:レジー タイヨウ:タイヨウ カイ:カイ いつもへらへらと笑っている青年。積極的に前線に向かわず各部門の補助をしている。上層出身。 コマコほど裕福ではないがそれなりに地位がある家に生まれており、力が発現する前は周りの人間と広く浅く交流しながら過ごしていた。 ゲームと称すればどれも完璧に極められる天才だったが、本人からすれば極めたどれもこれも"中途半端"、その筋の人間には絶対に勝てないだろうと強く感じていた。だが、自己評価とは裏腹に周りは彼を称賛する。彼は完璧だ、なんでもできる人だと。社交場に出るたびに向けられる期待の目。それに気づかないまま辟易としていたところ、ナナミと出会う。周りを気にせず一人でい続ける彼と意気投合、以降は二人で静かな場所に向かいピアノを連弾するようになった。 時が経ち、ナナミがガーディアンとなり、彼と知りあう以前の生活に戻ったロクロウ。社交場に出ていたところ、アバンナドールが出現した。そのときに力が発現、アバンナドールを一人で退けたロクロウだったが、一人の少女を守りきれず大怪我を負わせてしまう。周りから向けられる失望の視線。「なんでもできる人だと思っていたのに」少女の母親の発言により、今まで認知できずにいた劣等感に気づいてしまった。 ガーディアンに就任してからも常にその劣等感がつきまとっており、仲間に頼られるほどに彼らの前向きさ、華やかさを意識し比較してしまう。レイの屈託のない笑顔、子供たちの純粋な考え、ロタやガクの裏のない期待、ナナミの出会った当時から変わらない態度――その眩しさに疲労したロクロウは、いつしかこう思うようになった。みんながいないどこかにいきたい。 上層のある場所にて、上層が"夢だけを見る国"たるように"幸せな気持ちになる煙"が散布されている。その効果は微々たるもので依存等の悪影響はない。だが散布される場所の近くで摂取し続けるとさすがにそうはいかないようで、高濃度で摂取しすぎると幻聴や幻覚といった症状が出てしまう。ロクロウはふとしたことから上記の症状を知り、以降はたびたび煙の散布場所でぼーっとするようになった。やがて、煙を菓子に注入することでいつでも摂取できるようにもした。 ある日、上記の菓子に気づいたイスズがそれをねだってきた。高濃度というだけで体に悪いのに、成長が未熟である子供が食べたらどうなるのか。そう考えたロクロウは全力で拒否。子供たちが食べられないように厳重に管理をしたが、闘志に燃えたイスズがこれを突破。一口食べた彼女に異変が起こったことにより、エルフがロクロウに事情を聞くことに。 また周りから失望の目を向けられる、こんな人だと思っていなかったといわれてしまう――強い恐怖を覚えたロクロウは煙の散布場所に逃げ、いつもより煙を過剰摂取、結果一時的に記憶を失うことに。"みんながいないどこかにいきたい"気持ちを吐露した彼をレイは肯定する。その気持ち、もっとずっと素直に伝えていい。私たちが一緒に抱えて解決する。貴方の気持ちも知らずに頼ってきたぶん、ロクロウさんも私たちのこと頼ってほしい。貴方のことを理解してあげられなくてごめんなさい。この一件で、ロクロウはレイに対する恋愛感情を自覚するように。 本当に好きなものが少ない彼が唯一好きだといえるのは、ピアノやナナミとの連弾、ザッハトルテといったナナミに関するものが多い。元々甘いもの好きではあるが、親友と一緒にいること自体が好きらしい。 自己肯定感が低く意見をいえないため、子供たちにいいように扱われること多々。オウシロウ、イスズ、ノボルの三人によく悪戯されている。ナナミとは親友。トヨヒコともよく話す。 [前][目次][次][小説TOP][TOP] [しおりを挟む][感想フォーム][いいね!] |