「Piggyback please!」
『ジェイク〜!』
「あ゛?なんだよ」
黒いコートを羽織った坊主の男
その青い瞳で見つめられて、私は生かされてる
『足挫いたー!』
「踏ん張れ」
私だってこんな子供みたいなことしたくないが、ジェイクがいつまでも踏みとどまってるのが悪い
私の片想いが無駄になっちゃうじゃない!
『無理だよー!!』
私がこうして腕を伸ばせば、ジェイクはため息をつく
いつだってジェイクは優しい。なんだかんだ言って助けてくれるんだ。
私が死にそうな時だって
『Piggyback please!』
(おんぶして!)
「ったく、しょうがねえお姫様だ」
『ジェイク大好き!』
「ううう、うるせえ!黙ってろ!落とすぞ!」
***
うーん。いつか書き直します!(2015.12.07)
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