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大丈夫?おっぱいもむ?in暗殺教室



リクエスト:「大丈夫?おっぱいもむ?」と彼女が聞いてきたとき

Case.渚

「はぁ……」
「ため息つくと幸せ逃げるぞー」
「あ、ごめん……」
「何か嫌なことあったの?」
「うーん、ちょっとね」
「大丈夫?おっぱいもむ?」
「ありが……え?」
「なんかネットで見たんだけどね、彼氏が落ち込んでるときはだいたいそういえば元気になるって聞いたから」
「なんでそんなこと鵜呑みにしてるの……」
「元気でなかった?やっぱ私の胸のサイズじゃちょっと足りないよね……」
「えっ、落ち込まないでよ……。そういうの、僕は気にしないってば」
「でもさ、正直ビッチ先生みた後に私みたら、すっごく貧相に見えるじゃん?」
「か、考えすぎだよ」
「ほらー!渚、目が泳いでるし!気つかわないでよ!」
「なまえは僕にどうしてほしいのさ……」
「元気になってほしい!」
「……なまえ」
「もう一人の渚にも」
「……………………」
「ちょ、ちょっと、鷹岡見てたような目で見ないでよ。冗談!ごめん!」



Case.カルマ

「カルマー、遊びきたよー!」
「んー」
「何?何のゲームやってるの?」
「別にいいじゃん、なんでも」
「ん?なんか怒ってる?」
「怒ってない」
「嘘だー、イライラしてんじゃん」
「してない」
「やなことあった?愚痴きくよ?おっぱいもむ?」
「ないって……は?何今の」
「あ、カルマ。ゲーム画面!死んじゃうよ?」
「いいよ、こんなの。それよりさっきの何?」
「莉桜に教えてもらったんだー。カルマって案外むっつりだから、機嫌悪い時はそういっときゃ大丈夫だよーって」
「はぁ?誰がむっつりだよ」
「じゃあ効果なかった?」
「ない」
「でもゲームはやめたね?」
「……なまえでがあほ過ぎてやる気なくなった」
「誰があほだよ!?……って、何?この手」
「肩に手置いたらなんの合図って教えたっけ?」
「……キス」
「よくできました」
「っ……。か、カルマ、まんまとのせられてるじゃん」
「うるさい。早くベッドあがって」
「莉桜に言っちゃおー」
「なんて言うの?俺のこと煽ったら返討ちにあって散々好き勝手されたとか?」
「何、もしかして結構怒ってる?」
「そうだね、胸ぐらいじゃ収まりそうにないね」

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