妄想の墓場 | ナノ
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -


ピアスだらけの彼女in暗殺教室



リクエスト:ピアスだらけの耳の彼女



case.カルマ

「うわーめっちゃ穴開いてんじゃん、耳」
「穴開いてるって言い方やめてくんない?……ピアスしてるだけじゃん」
「なんでそんな開けるの?」
「別に、ただなんとなく……」
「みょうじちゃん、マゾなの?」
「は?」
「だってそんな風に自分の体痛めつけてるからさ。あ、逆に痛めつける側を楽しんでて、エスって可能性もある?」
「……何いってんの」
「だってこんなにピアスする意味が分かんないからさ」
「……!急に触んなよバカ!」
「あ、やっぱ痛いんだ?」
「痛くない……けどっ」
「じゃあいーじゃん」
「だから触るなって……!」
「ふ〜ん?そんな見た目してるくせに、みょうじちゃん初心だね」
「ハァ?うるせ、チャラ男!」



case.渚

「……」
「ん?何?あたしの顔になんかついてる?」
「え、あ、ごめん。たくさんピアスつけてるんだなと思って」
「あ〜、そゆことね。渚は開けないの?」
「え、うん。今のとこ予定はないかな……」
「あければいいのに。あたし、渚に合いそうなの持ってるしあげよっか?」
「遠慮しておくよ」
「気なんてつかわなくていいのに」
「う〜ん、遠慮っていうか、痛いの嫌だからさ……」
「あたしだって痛いの好きじゃないよ?ピアッサー全然いたくないから!」
「そうなの?」
「おっ。興味わいたね?」
「そういうわけじゃないんだけど」
「じゃー渚がもしピアス開けたくなったらあたしにいいなさいよ?ほら、こんだけ開けてるんだから、もーバッチリ!プロ並み!あんたの初貫通はあたしがもらう!」
「なんか、言い方が……」
「何なに?渚君の処女がどうしたって?」
「おーカルマ、渚の処女はあたしがもらうって約束したとこ」
「そんな話してないよね!?」

150914