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「あ、委員長お帰りー!見て見て!私の最高傑作ってぎゃあああああああああああ!!!」


自称王子との死闘?から帰還した委員長にルッス姉と一緒に作ったふわふわのぬいぐるみ(ぶっちゃけぬいぐるみじゃないわ。あれは化け物よ。byルッスーリアの心の中から抜粋)を見せたら引きちぎられた。ぬいぐるみが。

その勢いで、私の頭までかち割られそうになったから全力でカエル基フラン(やっと名前覚えた)の後ろへ避難する。

しかもなぜだか委員長はそれも気に入らなかったようでいつもの三割増し素敵なブラック笑顔(当社比)を顔に浮かべながらトンファーを振り回す。

現在進行形で。

私に向かって。


「血迷ったか委員長ぅううううううううう!」


「血迷ってるのは君の頭でしょ。なにこの呪いの人形」


「ちょ、かわいいかわいいヒバード君人形に向かってなにいってるんだよ!」


ガショーン!という効果音がどこからか聞こえてきた。(フランさんの粋な計らいっす)

ルッス姉も自称王子の痛いやつも委員長もフラン氏も恐ろしいものを見るような顔をしてこっちを見ていた。いや、フランさんに至ってはほとんど表情変わってないけど。



「赤羽ちゃん……?」


「ルッス姉?顔色悪いよ?」


「それは、日本の妖怪ってやつよね?決してひよこなんかじゃないわよね?」


「ちょっとルッス姉冗談言わないでよーー!」


冗談じゃないわ!!と心の中でルッス姉が言ってるなどとはつゆ知らず私はひたすら不思議そうな顔をするしかなかった。













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