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こんにちは!お久しぶりです。赤羽楓です。

我が幼馴染兼上司?の雲雀恭弥殿の衝撃デレ発覚!?事件から早3日。

並盛中応接室では、不機嫌MAXな委員長が一つの書類を見つめ今にも破きそうな勢いでそれをにらんでおります。



「委員長、いい加減諦めて下さい。これは覆せない運命なんです。」


「運命?そんな曖昧なもので僕が納得すると思ってるの?」


さらに不機嫌になって、書類をクシャリと握りつぶす委員長。


「後は委員長の許可が下りるのを待つだけなんです」


「僕がこんなこと許すとでも思った?」














「いいじゃないですか!!学園祭の許可くらい!!」


「ふぅん、じゃあ化け物の仮装して騒ぎ立てて、しまいには学校に飲食物を持ち込むのが学園祭だっていうのかい?」


「そ、それはですね…」


言い返されては言い訳できない。だって事実だし。

いつからか伝統になっていたのかは知らないけれど、並中では学園祭と称してハロウィンパーティーをしていたらしい。

委員長から任された(押し付けられた)書類整理をしていて、昔の資料を引っ張り出してそのことを知ったのが昨日のこと。

んでもって、お母さんに聞いたら「そうよぉ〜お母さんとお父さんの出会いもそのハロウィンパーティーだったんだから♪」とうれしそうに話していた。

「お父さんあの時お菓子沢山くれたわよねぇ♪」ともいってた。後ろでお父さんが、「あれは奪うに近かった気が…」と言って、お母さんに殴られてたのは見なかったことにする。



「思い出作りですよ!伝統を重んじないのは悪いことですよ!!」


「悪しき伝統は捻り潰すのが正義だよ」




悪しき伝統って…そこまで言いますか。

あんたはいったいハロウィンに何の恨みがあるんだ!!




「わかりました!委員長でも首を縦に振るくらいの理由を突きつけてやりますよ!」















放課後また来ますから!!と言って、バンと威勢の意音を立てて応接室のドアが閉まる。



「指挟んだぁああああああ!!!」




そのすぐ後に廊下から聞こえる声。



「馬鹿じゃないの…」



本当に、見てて飽きない



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