最近噂のあの2人について

・雲雀と雛香の日常SS集






その�@

綱吉:この前廊下を歩いてる雛香くんと雲雀さんを見かけた時の話なんだけど


『あー…眠てえ』
『ちょっと、くっつかないでくれる』
『お前が昨日マックスまで闘り合うからだっつーの。まじお前は手加減てものを…ふわあ』
『だらしがないねあの程度で』
『はあ？委員長サンも眠そーなくせに』
『は？』
『俺の目はごまかせないからな。若干まぶた下がってる』
『…うるさい。見抜けたからってなんなの』
『もーなんなら、今日午後いっぱい応接室で寝かせてくれね？』
『何言ってるの駄目に決まってるでしょ。咬み殺すよ？』
『いやもうまじ勘弁…』
『………そうだね…明日、君が1日僕に屋上で付き合ってくれるなら……考えてあげない、事もないよ』
『えっ？！応接室で寝てオッケー？！』
『……まあね』
『え、まじ明日1日とかやるやる！俺超眠たいから本気で助かるわ、雲雀お前サイコー！』
『……明日は1日僕に付き合いなよ』
『了解！』


綱吉:あの2人いつの間に仲良くなったの、あとセリフがいろいろアウトだと思うのは多分きっと俺だけじゃない




その�A

獄寺:この前宮野と雲雀が街中歩いてるの見たんだが


『君って並盛の事知ってるようで知らないよね』
『まーな、他に収集する情報多すぎたし、俺あんま雛乃以外のこと頭に入れたくないし』
『商店街の道もわからないなんて、どうやって学校来てるのか不思議なくらいだね』
『あ？馬鹿にしてんの？』
『そうやって案外むきになりやすいし』
『うるせえよ。ほら道案内道案内』
『この僕が案内してるんだから、お代は全部君持ちだからね』
『はあ？！お前な、またかよ！』


獄寺:…で、若干喧嘩しながら歩いてるのはまあいい。
いいんだが、その間ずっと宮野が雲雀の学ランの袖掴んでたのはなぜだ




その�B

山本:この間、学校で並んで歩く雛香と雲雀見たんだけどな


『君って妙なとこで気抜くよね』
『は？意味わかんねえんだけど』
『屋上から帰る時にナイフ服から落とすとか』
『あれはたまたまだっつーの』
『他にもほら、』
『は、何が、ってうわっ』
『ちょっと！』
『……うわー、あぶね』
『ほんと…これだから目が離せないよ』
『子供扱いすんな』
『僕にお礼は無いわけ？』


山本:…って、転びかけた雛香を雲雀が支えてたんだが、そのまま抱きかかえてる雲雀も雲雀だし、抱きかかえられたままむすっとしてる雛香もちょっとどうなのな…







以上を聞き終えた雛乃よりひとこと。


雛乃「雲雀さん殺したいほど羨ましい」

綱吉「お願いだから落ち着いて…」