もし、スタージュンが…(肉片のif)
アリアは綺麗な心を持っている。
だから生物と心を通わせる事が出来るのだろう。
「アリア…。」
「スター…?何か…不安な事でもあるのですか?」
表情の変わりにくい俺の心を一発で当てるアリアは俺の顔を伺う。
どうやら人間の心は奥深くまでは探れないのか…。
「どうしたら…スターを助けられる?」
不安そうなアリアを見ると胸が張り裂けそうな程に痛む。
止めてくれ…お前の心が濁るのは見たくない。
「アリア…少しだけ来てくれないか?」
「はい…。…わっ…!?」
手を握り引き寄せ勢いよくお姫様だっこさせると戸惑った様子で顔を赤らめる。
「スター…。あのっ…一人で歩けますよ…!」
「ふふっ…そのままでいい。俺がこうしたいだけなのだからな。」
「分かった…スターがそう言うなら…。」
アリアは黙って従う…真っ直ぐに伸びた睫毛が気品を感じさせてくれ…真っ赤な唇は今すぐにでも奪ってしまいたい程に魅力的だ。
だが…アリアは世間知らずできっと¨恋¨なんてモノも知らないのだろう…そんな彼女の唇はきっと奪ってはいけない禁断の果実のようで…。
俺はアリアを自分の部屋に連れていきベットの上に下ろす。
「スター…ここは…?」
「俺の部屋だ、他だと声が聞こえてしまうだろ?」
「大事な話でもするのですか?」
俺はアリアに紅茶を入れると¨ありがとうございます¨と丁寧にお礼を言って受け取る姿は全く警戒心がない。
美食會は危険な奴が多い…その中では俺はまともだからな…捕らわれているアリアからしたら安心出来るのだろうな。
「アリアは好きな男はいるのか?」
アリアは意味は分かっていないのだろう沢山の男の名前が出てくる。
「そうか…それならその中で誰が一番好きだ?」
「それは…選べません…。」
アリアは優しいな…何時だって誰も傷をつけないだから俺は独り占めしたくなる。
「アリア…俺の頼みを聞いてくれるか?そうしたら俺の心の不安が取れると思うのだが…。」
「はい!私で良ければ何でも…。」
アリアは胸に手を当て優しく微笑んだ。
「アリア…俺だけのモノになれ。」
「え…?スター…んっう…あっふ…。」
俺は唇を貪る…唇は甘く俺を酔わせてくれる。
「アリア…は綺麗だな…心も体も…」
俺の手によって産まれたままの姿を曝されたアリアは戸惑いと恐怖で震えている…こんな彼女は初めて見た。
本当にアリアは純粋で…汚れ一つ無い綺麗な存在だ。
それを俺は汚したのか…だが…この感覚堪らなく興奮する…危険な遊びに意気揚々とする子供ような感覚が身を焦がす。
「アリアのこの綺麗な身体に俺の印をつけて…」
「んっ…痛い…」
首もとに喰らうように噛み付き俺の印をつけると同時にそのまま彼女の中に指を入れていく…。
「狭いな…。」
「ふぅ…んっ、スター…いけない…こと…」
いけないことなのは承知の上だ…いや、分かっているからこそ楽しいのだろう…。
指を曲げてやれば跳ねるように身体は反応し甘い声をもらすアリアは首を振り自分を否定する。
「いやっ…スター…あっ、いやです!私っ…こんな…んんっ、気持ち…いい…ああっ!」
「ふっ…お前は知ってしまったんだ…俺によって二度と戻れない…快楽にな…!」
俺は指の本数を増やしさらに責め立てればアリアは俺の首に手を回して¨やめて¨と言ってから盛大に快楽に身を落とした。
「はぁ…はぁ、あ…スター…私いけない子になってしまったの?」
「ああ、そうだな…。お前は俺の手によって堕ちたのだ。だが…この程度で果ててしまっては面白くないだろう?」
アリアの身体を起こして自分の上に座らせるように挿入する。
「あっ、くっうぁ…スター…苦し…んっ」
「アリアっ…!」
俺はたかが外れたように激しく求めた…獣のようにアリアの身体を貪り尽くす。
「あ、いやっ…スター…激しくしな…あっ、いで…!」
「俺は…お前を穢しているのだなっ…!お前は俺の手で穢れいく…それが堪らなく気持ちいいんだ…!」
「私…穢れているのですか…?ひっああ!」
「ああ、お前は俺が穢した!だが安心してくれ…俺はお前を愛してるっ!アリア…出すぞ…!俺を受け止めろ。」
「待って!お願い…いやっあああ!」
彼女の身体を俺の子種が満たす。
俺で埋めて、俺で満たし、俺が穢した。
「あ…ああ、スター…助けて…聞こえないの…」
「これからは俺の傍で俺を愛してくれ…永遠に…。」
アリアの額に口付けをした。
俺はアリアを手に入れたい。
たとえアリアが食材の声を聞こえなくなってしまったとしても…。
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