バレンタイン(シカナルコ、兄妹)
バレンタイン小説
シカマルとナルトは兄妹になります。
俺には双子で産まれた妹がいる
そいつは俺とは性格は真逆で人から好かれる
そんな妹をいつからか好きになっていた
歌を口ずさみながらシャカシャカと泡立て器でポールに入ったチョコを泡立てるナルトはピンクのフリルが付いたエプロンを着て台所に立っていた
「〜〜〜♪」
「おい、ナルト」
「ん〜?シカ兄なんだってば?」
二階の自分の部屋から出てきたシカマルはナルトに声を掛け台所を覗き込んだ
「チョコか、そういえばもうすぐバレンタインだったな」
「そうだってばよ!サクラちゃん達と友チョコするんだってば」
そうかと言いながら冷蔵庫からペットボトルに入ったお茶を取り出すとそれを眺めながらリビングの椅子に腰を下ろした
「勿論、シカ兄の分もあるってばよ」
無邪気に笑うナルトに胸が高鳴ったのを誤魔化す様にお茶を飲むと素っ気なくあぁと返事を返した
「むー、シカ兄ってばノリ悪いってばよ!」
「そんなことねぇつの。楽しみにしてるよ」
本命がいたらなんて考えただけで胸糞悪いが、ナルトの機嫌を取るようにボールを抱えて近寄って来たナルトの頭を撫でてやれば顔を赤らめてなら、良いってばとそっぽを向くナルトに抱き締めたい衝動に駆られた
「分かったら作ってろ」
「はーい、てば」
タッタッと足音を立てて台所に戻るナルトに可愛いなと思いながらそれを眺め続けるのだ
…続く
シカマル目線でしたがどうでしたでしょうか?
当日、何が起こるのかは当日のお楽しみです!w
2014.2.13 完成
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