指攻め

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首筋から耳を舌で激しく舐められながらも、隆二の右手は私のブラの中の突起をギュンギュン摘んで。

でも左は私の口の中にいて、指がふやけるんじゃないかってくらいに舌で舐める。

スッと男の人にしては細くて奇麗な指だけど、骨ばっていて堅い。

浅黒い指を一本一本舐めていながらも、脳内は隆二の舌に集中していて。


「あっ…ちゃんと触って隆二ぃっ…」


ブラがもどかしいというか、もっとちゃんと触れて欲しくてついそんな言葉が出た。

私の耳から顔を上げた隆二は大きな呼吸をしていて。


「全部脱がせていい？」


キャミソールに手をかけてそんな質問。

コクって頷く私にニッコリ微笑みながら背中にあるホックを私が舐めていた指で外した。

ほんのり背中が湿った感触がして…


「隆二、指…ふやけた？」

「え？あははは、大丈夫だよ。これ気持ちい、すげぇ…」


バンザイでブラごと脱がしてくれた隆二は、私の手を捕まえてそっと指に唇をつけた。

鬚が当たってちょっとだけくすぐったい。

そのまま隆二は私の人差し指を口の中まで深く飲み込んで、舌を絡ませて遊んでいる。

チュって吸って出し入れするその仕草は何とも妖艶で、キュンっと胸が疼く。

そうやって、指を舐めきった隆二は、ずっと待っていた胸元にゆっくりと顔を埋めた。

隆二の舌が胸の周りを舐めつけて、右手で先っちょの突起を摘み上げる。

途端に身体に電流が走って「あああああっ」甘い声が漏れた。


「ユヅキ、指舐めて」


そう言って又、隆二の指が私の口元に戻ってきた。

だから横から舌でツーっと指をなぞると「えっろ！」…隆二が嬉しそうに笑った。


「隆二のマネしただけよ」

「え、俺そんなだった？」

「…うん」

「いいよ、もっとユヅキの好きに舐めて…。もっと俺を気持ちよくさせて…」

「…うん」


こんなに素直に頷けるのは隆二以外にはあり得ない。

こんな恥ずかしいことも、隆二となら何だって幸せに変わってしまうんだと。

舌でチロチロと指を舐めている私の胸からおへそを隆二の舌はいったりきたり。

チュって音を立てて腕を上げて脇の下まで舐められて、身体が火照ってくる。

動く度に音を鳴らすソファーの上で、上半身だけ裸の私をその甘い舌でどんどん濡らしていく隆二も、呼吸があがっていて。

どうしようもない快感に何度も身を揺らしている私の口から出た隆二の指が、そっと太腿に触れた―――。

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