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『能力者……ではないかと思ッ…………………………ってトラファルガー・ロー!??!?!』
ロ「ほぅ……俺を知ってるのか」
『え……ってことはワンピの世界か?だから神様危険だって言ったのか……ってとこは悪魔の実の能力を選択しなくて正解か……あ、でもどの時期に……』
トラファルガー・ローの質問が耳に入らないかのようにボソボソと独り言を言い始める優威
ロ「おい」
『ボソボソ……』
ロ「おい!!」
『うぉわッ!?はい??なんでしょ??』
やっと気づく
ロ「お前は何者だ?」
『あー…………んー人間?ですね、はい』
ロ「そうじゃねぇ…能力者かって聞いてんだ」
『あ〜そうですけど違います?
ん〜と違いますけどそうです?』
ロ「どっちなんだ。はっきり答えろ」
『えーっと…能力者ですけど、"悪魔の実の能力者"ではありません』
よし、自分頑張った…!!
もういいよね!←
『ってとこで失礼しまし「待て」……えっ』
『んじゃ逃げ「room」…ぅへ!?』
あら、変な声でた。ってそんな場合じゃねぇか。だって縄でぐるぐる巻きに縛られてるんですもの!!!!!!!
つらいわー。
ロ「おい……それはどーゆーことだ」
『いや〜自分もさっぱり』
ロ「とぼけるな」
『大真面目です』
ロ「じゃあさっきの能力はなんだ」
『神様からもらいました』
ロ「……は?」
『いやだから神様から「どーゆー意味だ」うひゃ〜目が怖い』
明らかな人殺しの目……だが優威はビクビク震えるわけでもなく、
ポーカーフェイスを保っていた
『あ!ベポだ〜♪可愛いー♪』
……余裕があるようだ
ロ「…ベポは賞金首じゃねぇ。何故知っている」
『もはや疑問形じゃねぇ…!!
あ、この世界の人間じゃないんでけっこう知ってますよ〜』
「「「!?」」」
『あれ?言っちゃダメだったかな?』
ロ「おい…説明しろ」
『ついに命令形!!!
いや〜前の世界が嫌だったんだけど、小犬?のレンを助けたら神様がお礼にって飛ばされ《私は小犬ではない》え?』
そう声が聞こえた瞬間
フワッと舞い降りた私より少し大きい
白銀の
『お、狼……?』
《これが私の本当の姿だ》
『ケガは?』
《癒えている》
『そっか〜よかった!
……なんでいるの!?』
《お前が呼んだであろう》
『あ、なんか神様が言ったわ』
《恩返しだ。お前を主として迎えよう》
『わかった!これからよろしくね!』
完全に置いてきぼりのハート海賊団である
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