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やばいぞ


すごいのが来る


ピリッとそんな気配を感じとった

自分、そんな気配に敏感だっけ?
なんてのんきなことを思いながら

だが、実際はもっとやばい状況にある


『……船長。やばいよ』


ロ「…あ?なにがだ」


『わかんない?来るよ。すごいの。甲板にいるみんなが危ない』


そう言って船長室から飛び出る

向かう先は隣の部屋から甲板に変更された


そこで確認された豆粒の光は





こっちに向かってくる海軍だった



『わーお。』

まずい。
甲板にはみんなが寝ている
それにみんな酔ってる
近づけてはいけない

しかたない


行くか。



自分が行って片付けるしかない


『…イノセンス発動』



ダークブーツが現れる

飛んで行こうとした時

ロ「待て」


腕を掴まれた


ロ「俺も連れていけ」







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