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『…‥‥‥‥えっ』
ロ「なんだ」
『私、船長持ち上げれません』
ロ「‥‥‥‥‥‥」
しかたない。自分の能力で行くしかないか、
そー思ったような顔をしたロー
『あー!!!!』
ロ「うるせぇなんだ」
『レンに乗っていけばいいんだ♪』
ロ「は?」
何言ってるんだこいつは。そんな顔と一言。
『レーン!』
《聞いていた。乗るならはやく乗れ》
『はーい』
ぴょんっと跨る優威。
『あれ?船長はやくー
行っちゃうよ?』
優威の後ろ、レンの背中をぽんぽんしている
まるでそこに乗れとでもいうように
まぁ実際そうなのだが。
ロ「‥‥‥‥‥‥」
無言で跨る←
『よーし、レンしゅっぱぁーつ!』
優威とローを乗せたレンは
銀色の「道」を作りながら
宇宙-ソラ-を駆けて
数秒で目的地に着いた
さぁ、戦闘のはじまりだ
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