第五話
その後、俺が会ったのは、
やはり忍足侑士だった。
ただ、まだまだ赤ん坊のため、丸眼鏡ではないし、ロン毛でもなかった。
まぁ当たり前だが。
やっぱりこの世界に生まれて生きていると自覚した。
―――――――
―――――
――…
それから数年が過ぎ、俺は小学生になった。
そして、俺は侑士と共にテニスを始めることになった。
正直、テニスを始めることは余り乗り気ではなかった。
だけど、俺がテニスをしないと言うことは、
俺の居場所が無くなってしまう。
何故か分からないけどそう思ったのだ。
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