ＡＶスタッフの憂鬱５
「ふ、んん…っ」
思わずケツをキュンって締め付けてしまった。
恥ずかしさに目を瞑ったけど、むしろ快感がダイレクトに伝わって来て、ケツが締まった事でチンコの形も一層分かって、キスもされてて、駄目だオレ今きっと顔真っ赤だ。
泣きたい。
「ンッちゅっ、はっ、ふっ、スタッフくん、ごめん、ん、クチュ、ごめんな」
「ぁっ、ぁっ何が、ですかぁ…っ」
口に頬に首筋にキスをされながら奥を小刻みに揺さぶられる。
「騙すような事して。あと酷くして。んっ、お詫びに死ぬほど気持ちよくするから、な？」
「っあ、」
擦れた声に目を開ければ、さっきのミツルさんみたいなギラついた雄の目があった。
「シゴキ、さ…っぁあっ！」
その雄はオレの膝を抱え上げてなんと駅弁スタイルで突き上げた。
いやいやオレ重いぞ！
とか考える間もなく最奥まで押し入ってくるチンコに全神経が持ってかれる。
「ほら、奥までズッポリ入ってるぞっ？」
ユッサユッサズブッ！ズボッ！グチュウウッ！ズパンッ！ズパンッ！ズパンッ！
「ぁひっ奥っ奥っシゴキさんのチンコっチンコっぁっシゴキさぁんっ」
早くはないけど奥を押し広げるデカチンコが気持ちよすぎてシゴキさんにすがりつく。
目の前にシゴキさんの耳があったから、涎でダラダラな舌で舐め回す。
と、シゴキさんが奥で弾けた。
「っく、」
ドピュッビュルルッ！
「んぁあっ！」
「はぁっスタッフくん…」
「んぁっんぁっんぁっんぁっ」
息つく暇なく、止まってる時間が惜しいとばかり奥を揺さぶりながらオレを降ろすシゴキさん。
そのまま足を大きく開かれてまた激しいピストンが始まった。
しかもオレの耳を舐め回しながら。
「はぁっスタッフくんっスタッフくんっ」
ベロベログチュグチュズパンッズパンッレロォ…クチュクチュジュパンッドピュッ！
「ぁっゃっだめっだめっシゴキさ、ぁっぁっ気持ちっやぁん…っ！」
「はぁっ可愛い…」
世にも恐ろしい独り言を呟いたシゴキさんは、オレの足を持ち上げてまんぐり返しにして上からズコズコ抉ってきた。
押し開かれる穴もそこから漏れる水音も、穴を出入りするシゴキさんの赤黒いチンコも、シゴキさんの顎を伝う汗も何もかも、ぁ、も、まじ、エロ。
「っぁあっシゴキさっぁひっぁひっ気持ちっチンコ気持ちっシゴキさんのチンコっまたっシゴキさんのチンコでっケツマンコいくぅううっ！」
ビュルッドピュドピュッ！
背中をビクビク痙攣させながらオレはセルフ顔射した。
最低だ。
チンコ弄ってないのにケツだけで射精した。
最低だ。
だけど最低だと思える思考ももう残ってなかった。
なぜならもっとヤバい状況に陥ったからだ。
シゴキさんはオレの精液を舐め取りながらオレの中を確かめるように小刻みに腰を前後させている。
その小さな律動ですらオレの穴はグポグポと音を立てた。
ヤバい。本当にヤバい。
「あ、のシゴキさん…ちょっと…抜いてくださ」
言うと目を細めるシゴキさん。
怖い。
しかも相変わらず腰を動かしたままで抜いてくれる気配がない。
「…なんで」
地を這うような低い声。
怖い。
しかしこれは死活問題だ。
「あの、しょんべん出そ、だからっ揺らさないでっくださ、ぁっぁっ」
オレが涙声で言うと、シゴキさんは合点がいったらしい。
チンコ入れたままオレをグルリと反転させて、背面駅弁で海岸へと移動して行った。
はぁ?!
「ほら、さっさと出しちゃいな」
「っあ、揺らさな、ぁっぁっやっ！やだやだっシゴキさ、お願っぁっ！あっ！あぁあああっ！」
オレは精液混じりのを母なる海に…あぁもうお天道様に顔向け出来ない…！
「さ、じゃあ続きな」
「っぁ、あ、ぁひっぁひっ」
「凄いアヘ顔だな。チンコハメながら出すの癖になりそう？」
「んぁっんぁっはぁっやぁ…っ」
この時オレはシゴキさんを本気で恨んだ。
「はっ、まだこんなにいやらしく絡みついて…そんなにオレのチンコいいか？」
まぁそんな恨みもそこそこにあれからずっとハメっぱなしでアヘアヘしてるんだけど。
移動する時も必ず駅弁かバックでズッポズッポ。
立ち上がる時も座る時も、抜けそうになると腰引き寄せてお仕置きみたいに前立腺抉ってくるからその度にイっちゃってもう正直立ってられない。
ならもうケツも締め付けられずにガバガバなんじゃないかというと、シゴキさんの最奥ピストンと恥ずかしい言葉攻めでそこだけは常に引きつるようにキュンキュンしてる。
ついでに言えば上の口はだらしなく開いて涎まみれで、あまりの快楽に目の焦点も合ってない。
たぶん我ながら酷い顔をしてると思う。
今はもう空も茜色で、流石にシゴキさんのチンコも落ち着いて来て、オレとシゴキさんは沈む夕日を見ながらロマンチックにセックスしている。
実際疲れすぎて夕日とか気にしてらんねぇけど。
グッタリした体の中、それでもズッポリ入ったシゴキさんのチンコだけはキュウキュウ締め付けて離さない。
だってシゴキさんのチンコが気持ち良すぎるのがいけないんだ。
ユルユルと腰を前後させるシゴキさんの動きがオレの全神経を持って行くから。
だからこんなうわ言も言っちゃうんであってこれは決してオレのせいじゃない。
「ん…チンコいぃ、シゴキさんのチンコ…チンコぉ…」
涎を垂れ流してチンコと呟くオレは端から見たら気味の悪い不審者だが、シゴキさんの感性は違ったらしい。
「っはぁ、エロ…」
そうしてまたでかくなるシゴキさん。
そうなるとまた激しいピストンが始まるわけで、オレはもう中を掻き混ぜられる感覚にひたすら喘ぐしかないわけで。
ジュポッヌポッグッポグッポヌチュゥウッ！
「んっゃっシゴキさぁんっ」
「はぁっ、この淫乱マンコともそろそろお別れか…っ、んっ、ちゃんとチンコ味わえよ…っ？」
ガツガツジュポッヌポッズッポズッポヌコヌコヌコヌコ！
「んぁっぁっシゴキさんのっシゴキさんのデカチンコぉっ、抜かなっ、でっ、ゃだっ、ずっとハメてっくださっ、気持ちぃのずっと、あぁあああっ」
「っ、の淫乱…っ」
ズパンッジュポッジュパンッズパンッドピュッビュルルッ！パンッパンッパンッパンッズロォ、グパンッズチュンッドピュッドピュッ！ドプッビュルルッ！
「んぁっ中っいっぱいぃっドプドプして、んぁっんぁっザーメン気持ちっ気持ちぃっチンコもっとっシゴキさぁん…っ！」
「っ、はぁっ、オレのチンコもっとどうして欲しい？」
耳元で擦れた声を出されて、オレは涎を垂らしながら懇願した。
「ぁひっぁひっチンコぉっ！シゴキさんのチンコでっオレのケツマン壊してくださっ、ぁっ、んぁっんぁっあひっそこっぁひっぁひっんっぁっまたイっちゃ、」
「っ、はぁっ、一緒にイこうな…っ？」
グジュゥウウッパンッパンッズボッジュパンッガツガツガツガツ！
「っぁっ、ケツマンコいっちゃ、シゴキさんっシゴキさんっふぁああシゴキさぁあん…っ！」
ビクンッ！ビクンッ！ドピュドピュッビュルッビュルルッドプッドプッビュルルルルッ！
「あれ、気絶しちゃった？」
「ですね。まだ締め付けてきますけど」
「まぁいいや、十分撮れたし。もう抜いていいよ？」
「…監督、スタッフくんがミツルに手ぇ出されてた時何してたんすか」
「もう抜いていいんだよ？」
「何してたんですかって聞いてるんですよ。本当はちゃんとスタッフくんに説明して、流されやすい彼を言いくるめて撮影するつもりだったのに。いやそれでも十分悪いですけど」
「何って、戻って来たらなんか楽しい事になってたから撮ってた。今回の作品に組み込めるかなぁーって思ってさ」
「はぁ？」
「案の定だよ。お前最初の顔酷かったよ？甘い雰囲気なんてとてもとても」
「………」
「だからぁー、他の男に手ぇ出されたスタッフくんに八時間お仕置きセックス！に路線変更してみた。どう？燃えたでしょ？」
「……あんたがミツル止めればそれで済んだんじゃないですか」
「だぁってそれはさぁーほら、その方がストーリー性あって楽しそうだし？二人とも気持ちよさそうだったから邪魔しちゃ悪いなぁってね」
「…気持ちよさそう…へぇ」
「もう抜いていいんだよ？」
「いいや、あと二三発ヤッてオレの形刷り込むんで」
「そう？まぁほどほどにね。あ、これスタッフくんの携帯。返しといてって」
「…？誰が？」
意識の途切れたオレは、そんな会話があった事も、それから朝までシゴキさんの形を刷り込まれてた事も、携帯に美丈夫のアドレスが登録されてた事も、そのアドレスから「スタッフくんのも送ってね！」というメッセージ付きの勃起チンコ画像が送られてる事も知らなかった。
あの人変態だったのか。
ってか一晩寝て気づいたけどシゴキさんのあれ嫉妬とかじゃなくて仕事の演技じゃね？
やべーオレの自惚れパネェな。恥。
[＊前] | [次＃]