白雪姫
ある所に白雪姫というとても美しい人がおりました。
「あーいい匂い。マジでもうすっごい好み。ね、一回だけ。一回だけヤらせて?マジで一回だから。ね?」
「っぎゃーなんでここにいるんですか馬鹿ですか!あっちょっ、やっあぁんっはぁっ、死ね!消えろ!」
その義母のお妃さまは大層平凡な容姿でしたが、白雪姫は平凡が大好きだったのでお妃さまが城に来たその日から夜這いを仕掛ける毎日です。
白雪姫を何とか追い出し、乱された服を掻き抱いて肩で息をするお妃さま。
「はぁっはぁっもう無理だ…駄目だ…よし殺そう」
思えば始まりは五年前。
やっぱり平凡大好きな王様にパーティーで見初められたお妃さま。
もういい歳した爺さんで夜の心配はないし玉の輿だしオレ順風満帆じゃん?と意気揚々と嫁いだお妃さまでしたが、義理の息子に手を出される毎日に心底疲れ果て、ついに白雪姫を殺そうと決意しました。
「で?お前がオレを殺そうって?」
白雪姫を森へ連れて行ったその兵士は、均整の取れた身体と顔の、大層いい男でした。
「そこまでご存知なら話は早いです。殺されたくなければ…分かっていますよね」
「ちっ、またかよ」
白雪姫はとても美しく、エロフェロモンに溢れていて、しかもお妃さま以外には結構な悪態をつく人なので、犯して欲しいというM男が後を断ちませんでした。
しかし白雪姫は平凡にしか興味のない残念な人なので、今までその手のお誘いはポイッとゴミ箱に捨てていたのです。
「さぁ私を犯して下さい!さぁ早く!」
犯して貰おうと迫り来る美形を、白雪姫は面倒くさそうに四つん這いに引き倒しました。
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「あぁんっぁあっぁあっいいですっ白雪姫っはぁっ白雪姫のっ白雪姫のペニスっ!いいっ!いいっ!いいっ!あぁんっ」
「あーマジ黙れよ。お前みたいなのが喘いでたってなんも興奮しねぇよバーカ」
ガツガツガツガツ!
「ぁんっ!ぁんっ!ぁんっ!ぁんっ!」
心底面倒くさそうに腰を振りたくる白雪姫。
白雪姫の言葉にお尻をギュンギュン締め付ける美形兵士。
「はぁっはぁっ白雪姫の極太ペニスでイきますっ!ケツマンコイきますっ!」
「いいからさっさとイけよ面倒くせぇ。おらおらおら!」
ガツガツガツガツズボッグボッバツン!ズパンッ!
「ぁひっぁはっ!出るっ出るっぁへっぁひっあはぁあんっお尻でペニスイきますぅううううっ!」
ドッピュゥウウウッ!
好物のチュッパを舐めながら片手間に兵士を犯した白雪姫は、兵士が射精したのを見て取るとさっさと引き抜いて城に戻って行きました。
後には快感によだれを垂らしてビックンビックンと痙攣する美形兵士だけが残りました。
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「ってなんでここに…!えっ!?だって殺したはず、あっ」
暗殺計画を九割方暴露して慌てて口を手で覆うお妃さま。
「なんでだろうねー殺されてるはずなのにねー」
そんなお妃さまに近づきながらにやにや笑う白雪姫。
「オレを出し抜こうなんて十年早いよお妃さま」
耳元で囁いて笑いながら去っていく白雪姫に、お妃さまは盛大な地団駄を踏んだのでした。
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