ジャンル気にせず夢とかごちゃごちゃ。
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  2023.4.7 クリス×主人公(生物災害) 他3つ
 
リベ夢3(生物災害)

プチ連載作品。
下の続きです。


「アンタ、男の尻を追いかける趣味でもあるのか?随分と、悪趣味だな」
「..!?」

ガタン、と扉が閉まる音と同時に、青年はそこにいた赤い髪の男へと声をかける。
扉が閉まった瞬間、驚いたように振り返った男は、酷く焦ったように目を見開いていた。
まあ、顔にはサングラス、マスクをつけていて、全身黒で統一されたバトルスーツを着ている見るからに怪しい奴に声をかけられればそうもなる。
唯一の入口である扉を背にしてもたれかかる状態で立ちながら、青年は赤い髪の男の反応にマスクごしに少しだけ口角をあげていた。

「俺のことずっと見てただろ、アンタ。何か、御用でも?」
「...............」
「だんまりか..まあ、用がないなら、別にそれでもいいけど」
「.........待て。お前、ここで何をしていた?」
「......さあな。何をしていたように見える?」

ショットガンを片手に、青年は目の前の真っ赤な髪の男に対して、サングラスごしに、マスクの奥で静かに嗤う。
火花を飛ばしながら、意味を持たなくなってしまった機械が男の背後でバチバチと音を立てていた。損傷部はひどくえぐられていて見るからに壊されている..酷い様だ。
扉を背に寄りかかりながら、首を傾げ、青年は手を肩くらいまであげると、呆れたようなポーズを取り、赤い髪の男へと問いを返す。
その時、不自然なくらいに持っていたショットガンを見せびらかしているようにも見えた。

「ここがなんの意味のある部屋で、俺がコレを片手に一人でナニをしていたか..言わずとも、分かるだろう」

ここは、外部との連絡用の機材がおいてある、いわば通信室だ。
それが今、破壊されている。
いつからか、という確証はないが、この船内には現在、目の前の男を加えても四人しかいない。赤い髪の男が破壊したというわけではないのなら、それを出来る人間は、目の前にいる青年しかありえないわけだ。
それに、壊された部分を見る限りでは、散弾銃か何かで破壊したかのような傷になっている。青年の手に握られているものはまさしくソレだ。証拠としては、これだけでも十分だろう。

ということは、だ。

「通信機を破壊したのか?..お前、何者だ。何が目的でここにいる?」
「何者かも分からないような不審者が、それを答えるとでも?まあ、一つ言えるとしたら、そうだな...俺はアンタと同じ、だよ」
「...なに?」

ますます不審に思った赤い髪の男は、眉を寄せながら、ハンドガンの銃口を青年へと向けた。
通信機を破壊した。なんて、どう考えたって普通の人間じゃない。いや、そもそもここにいる時点で普通ではないのは一見なのだが..まるで、何か意図があって動いてでもいるような、危険な雰囲気だ。
銃口を向けられ、いつ撃たれてもおかしくない状況にも関わらず、青年は顔色一つ変えずに、平然と腕なんかを組みながら男の問いへと皮肉交じりに答えた。
「お前と同じだよ」
何もかもを知っているような口ぶりで。
そんな青年の返事に対して、赤い髪の男は、さらに眉を寄せた。




作戦続行。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  mission3:真っ赤な影

「まあ、自己紹介はまた今度にしようじゃないか。どうせこんな狭い船の中だ、またすぐにでも会えるだろうさ..じゃあな、オニイサン」
「なっ、おい待..!......チッ、逃げたか..俺と同じだと?まさか、他にもアレを狙っているモノが......あいつ、いったい何者なんだ..?」


この人、眉ってか顔の部位全部寄ry
三話にして早速レイモンドとの出会い。展開は早くして行こうとおもてます。
ちなみに、レイモンドと会ったのはホール?二階の浮き輪の鍵がついてた扉の先にある部屋です。ジル達が二度目に会った場所で、ジル達がくる少し前の設定になってます。曖昧。

不審がったレイモンドが主人公を追って入って来たらばれてましたの図。



13/06/25 19:16
リベ夢2(生物災害)

プチ連載作品。
下の続きです。


ここにいる化け物は実に悪質だ。
まだ二三回しか出くわしていないが、そう思う。
見た目もそうだが、なにより..今まで相手にしてきたのゾンビや寄生虫なんかよりも人間味というものが極端にない。
扉を開けてくるということをしない代わりに、排気口などのダクトを通って移動をしたり、さらに厄介なことに床からいきなり出てきたりするのだ。原理は分からないが、まるで液体にでもなったかのようにして床に染み込んでいくと、次の瞬間背後に現れていたりする。
一二体相手なら問題はないが、複数いる時にそうされると、対処のしようがない。
実に、悪質だ。
しかも、ヤツらは個体によって効き目のある武器が極端に違う。
今までの敵は頭を撃てばいとも簡単に怯んだが、奴らには武器によっての耐性や特性というものがある。そもそも、その耐性がなくとも奴らはもともと吹っ飛びにくく怯みにくい。
実に、面倒だ。
これでは、いくらあっても弾が常に足りない。

今回の任務..どうやら、一筋なわではいかないようだ。
せめて、誰か一人くらい"相棒"でもいてくれれば、少しは楽になるのだが。


といっても、この船には今関わりたくない奴らしかいない。
ダメだな、かくじに不可能だ。


今回任務の目的地となった場所には、すでに二人の先客がいた。
BSAA..対バイオテロ組織の、いわばウイルス関連専門の警察だ。
その組織の人間が二人、今回は同じ場所に存在している。
立場的にはあまり接触したくはない人物達だ。
しかも、その中の一人には、あの洋館事件の生き残りである、元スターズのジル・バレンタインが居るのだ。
こいつに関しては、確実に接触は避けたい。
しかし、ここは海のど真ん中にある船の中だ。最悪の場合、鉢合わせする可能性もある。
極力阻止はするつもりだが、もしもの時だってあるだろう。
その時は最悪.....いや、それを考えるのはまだ早い。その時は、その時だ。

「いや、そういえば今回の任務には..」

どうしたものかと、ぱっと見平然そうな顔で考えていた時だ。
ふと何かを思い出したのか、青年は急に思い立ったように携帯を取り出すと、今回の任務の資料が入っているファイルを開いた。
その中の一枚、追記の書いてあるページに目をやり、内容を確認していく。
その中には、

なお、今回の任務には他から似たような依頼を受けてきた者が複数存在する。詳細が分かっているのは以下の二名のみだ。

レイモンド・ベスター。
ジェシカ・シェラワット。

「これは.....好都合だな。使えるものは利用しておかなくてはな」

青年はそれだけ確認し、携帯のディスプレイを閉じると、皮肉交じりに笑った。



探索開始。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  mission2:直感的な何か


「あー、くそ。こいつら、ショットガンでも怯みやしねえ..弾も湧き出てくるわけじゃねえしな。面倒だが仕方ねえ、なるべく回避してくか..マジで最悪だよ、クソったれ」



ちゅうにくさい。
名前でてますけど、ジェシカとは一切関わりは持たせるきはありません^ω^
BLDなので!←






13/06/24 00:28
リベ夢 1(生物災害)

日記で言っていたリベレーションズ夢。一応レイモンド夢。
小ネタではなく本編です。書きたまるまでここに記載します。
短めにするつもりですが長くなるかも..単なる自己満です。

ちなみに名前固定で、今のところは青年=主人公となってます。





「ああ、分かってる。もう二度と同じ"ドジ"はふまないさ」

携帯のディスプレイに映された映像に目をやり、頭につけられていたヘッドフォンへと手を当てながら、とある男は静かに答えた。
あたりには誰もおらず、そこには男一人しかいない。どうやら、誰かと通信をしているらしい。

「..自分の立場くらい、よく分かってるさ。そりゃ、嫌なほどにな......もう切る。また何かあったらこっちから連絡を入れるよ」

通信を終えると、男は大きく息をはいた。
その時の顔は、まさに嫌悪。
嫌という言葉を身体全体で表しているような表情だった。

「連絡なんて、入れるつもりは微塵もねえけどな。どうせ予定通りにはやるつもりはないんだ、俺には関係ない」

一人、青年は笑う。
それは、先ほどの通信相手に対してか..はたまた自分に対してか。
呆れたように、青年は声を出して嗤った。



ユラユラと静かに揺れる、決して逃げ場のない船内で。






任務再開。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  mission1:最悪の船旅


「渡されたから着てやったが...なんつーか、動きやすいとはいえこのバトルスーツ.....趣味悪すぎんだろ」




誰かに命令されて動いているという設定。

服装はレイチェルと似たような感じの仕様。
ちなみに依頼主からのプレゼントです(え



13/06/15 19:55
ダンバジと主人公(悪魔涙)

題→母の日
子供の日をすっぽかしてバージル夢(インフルエンス)の主人公を交えたダンバジ。
主人公名前固定で=グラス。

会話だけ。突拍子もなく、いきなり始まります。




「カーネーションの花言葉は、母の愛らしいな。兄貴に似合うと思って、青いヤツを買ってきたぜ」
「ああ、お前からプレゼントをされるのはとても嬉しいことなんだが..いきなり過ぎて対処しきれん。急にどうした?」
「どうしたって、今日は母の日じゃん?」
「確かに、今日は世間一般的にはいわゆる母の日というやつだな。間違っていない。だが..俺が聞きたいのは、なぜその母の日にカーネーションを俺に渡して来たのかという話しなんだよ、ダンテ。そんなモノ、俺たちには無縁だろう?」
「確かに親とか俺たちには無縁かもだけど..だからこそ、バージルさんにコレを渡したんだよ」
「俺はダンテに聞いたのだが..まあ、いい。それは、どういう意味だ?」
「なんでも、いつもイロイロと世話してくれて、頑張っているバージルにどうしてもお礼として渡したかったんだって。それより、すごい顔になってるわよ、バージル」
「なるほど、まあ..理由は分かったよ。しかし、なぜそれを母の日にやるのかが理解出来ん」
「モノわかり悪りぃな..だから、イロイロとオカーサンみたいに世話してくれてるバージルに、楽してもらおうと思って今日にしたんだよ」
「お前のその思いやりある気持ちはとても嬉しい。だが..母親みたいだと?......それは俺をバカにしているのか?すまないが、冗談は髪型だけにしてくれ、ダンテ」
「いや...髪型はいじんなよ」
「え?弄ったのは顔でしょ?」初期ダンテ的な意味で(名倉)
「殴るぞ」
「やめて..!」
「..お前達が楽しそうで、俺はなによりだよ。じゃあそのままの勢いでついでに部屋から出て行ってくれないかな?俺も、バカに付き合うほど暇じゃないんだ」
「「イヤだね!!」」
「そういう時だけ息がピッタリだな........もうマジで大概にしろよ、お前達」
「ヤだね」
「うん、ヤだ」
「...............」溜息
「バージル..そうやって母親みたいにいっつもぐちぐちいつも説教じみたコト言ってるからお母さんって言われるのよ」
「言われるようなコトをしているのはどっちだ.....ハァ、なんにせよ、母親と呼ばれるのは嬉しくないな。むしろ、不快だ。さっきも言ったが、俺も暇じゃないんだ、そういう下らないような話しは他所でやってくれ。そもそも、俺だって好きでお前達にアレコレと言ってるわけじゃないぞ」
「はいはい、ダンテ達の為を思ってなんでしょう?分かってるわよ、本当にバージルって兄バカよね」
「.........キャット、お前グラスが来てから少しキャラがきつくなってきてないか?」
「え?なにいってるの、バージル。私は最初からこんな感じでしょ..?」
「............ああ、そう..」
「なんだよ、楽しそうに話しちゃって...母さんってのが嫌ってんなら、じゃあ俺の嫁ってコトにしてやってもい..」
「気持ちは嬉しいが、俺たちは兄弟だ、ダンテ」
「愛に出生は関係ないんだぜ、オニイチャン」
「悪いが、弟としてしか好きになれない。そもそもそういう意味では好みじゃないんだ」
「フラれた..だと?」
「じゃあじゃあ!なら、俺の夫ってコトならどうですか!」
「...............」
「え、なんで黙るの..?」
「...照れてんだろ。こいつ結構鈍いからな、色々と。あー..はいはい、ムカつくくらいに羨ましい光景をどうもアリガト」グサッ
「黙りなさい、ダンテ」円陣発動
「なんでいっつも俺ばっかり..」出血
「でも、ダンテの言い方はともかく、せっかくだし、今日一日くらい休んでみるってのもいいんじゃないかしら?」
「そうだよ、キャットのいうとおり、いつも頑張ってくれてるのは確かだし..母の日っていうより、お疲れ様ってコトで、やれるコトは俺たちがやってみるからさ、今日だけ甘えてみたらどう?」
「そうそう、俺たちがこんなにもいってんだ。それに、今までバージル、頑張ってたしな..感謝をこめて今日一日は俺たちが頑張ってやるよ。つっても、俺たちに何が出来るかはわかんねえけどな..でも、たまにはこういうのもイイんじゃねえの?」
「.........気持ちは嬉しいが、流石にそういうわけにもいかないだろう。まだ仕事が残って..」
「そういうのは、他のメンバーの人たちにでもやらせておくから心配しなくても大丈夫だよ!バージルさん、今日一日は、そういうのは忘れて..好きに暮らしたらいいさ。ね?」
「グラス..」
「......そうよ、たまには疲れをとってきて?」
「キャット..」
「そうだぜ。バージル、俺も俺なりに誠心誠意をこめて、バージルの上で頑張るからさ...今日くらいは素直に気持ち良くよがってく」
「ダンテ........感動を返せ」ドッペルゲンガー発動+悪魔化
「ちょ、冗談!冗談!マジでヤりに来ないで、オニイチャン!!」
「黙れ、このバカ者が!」
「あぁ.....疲れを取れそうにないね..これじゃ普段通りだよ」
「そうね.....でも、バージル..何だかいつもよりちょっぴり顔が嬉しそうだったわよ?」
「うーん、確かに..楽しそうではあるかもね」
「良かったじゃない。作戦は成功?」
「あー..そーだね。ダンテが余計なことさえしなければ大成功だったのに..でもまあ、バージルさんが少しでも喜んでくれたんなら、良かったよ。俺は満足かな」
「ええ......でも、流石にあの姿はないわよね」
「え、あー、うん......流石に悪魔化するだなんて、それは想定外だったよ..」
「..................」
「..................」
「とりあえず、あの二人の戯れが終わるまで、アジトが壊れないコトを祈っておきながら待ってようか」
「うん..そうね、そうしましょう」





特に続かない^p^...多分。
正規の名前が分からなかったからダウンフォール後半のバージルを悪魔化って表示したけどダンテが居るのになれる異変。つか正夢になってる異常事態。
我が家のバージルさんは怒ったり危機を感じるととドッペルが自動発動してさらにキレると悪魔化(仮)するという設定だと良いと思います(え

子供の日とか完全に忘れてたんだよ(´・ω・`)



13/05/06 08:26
バージルと男主(悪魔涙)

バージル夢(インフルエンス)の結局没になったクールな大人主人公をやっぱり書きたくなっただけに書いたなんてことない会話文です。山なし落ちなし。
主人公=青年。


「バージル、ダンテを知らないか?今日は街に連れてってくれるって約束をしてたんだが..見当たらないんだ」
「ダンテなら、さっきキャットと外に行ったぞ」
「え、あ...そっか、またあいつ忘れてんだな。あーあ、今日は久しぶりに外に出れると思ったのに..仕方ない、今日はまた部屋で大人しくしてるとするか...あ、邪魔して悪かったな。ありがと、バージル」

バージルの部屋にノックをして、名前を呼びかけると、すぐに扉が開かれ、ラフな格好のバージルが出てきた。
扉を開けたと同時に、バージルは目の前に居た青年に「どうかしたか?」と問いかける。
すると、困ったような表情を浮かべ「ダンテを見てないか?」と首を傾げ、返ってきた言葉にバージルの顔を見ては青年は眉をひそめた。
話しをきけば、どうやら、青年は昨日ダンテと街に出掛ける約束をしていたらしい。いや、約束というよりは頼んでいたといったほうが正しいだろう。
指名手配をされているような状況の今、一人で外に出掛けるなんて自殺行為にしかならない。
だから、仕方なく近寄りのダンテに約束をとりつけたのだ。
成り行きとはいえ彼らと出会ってから、ずっと建物の中にこもりっきり。何をするわけでもなく長い間室内にいると言うのはとても暇で、気が滅入ってしまう..いずれ、買い出しにだっていかなければならなかったであろうし、ちょうどいいと思って気分転換がてらにちょっと出掛けてみたくなったのだ。
そもそも、こんな状況じゃなければわざわざダンテに頼んでまで街に行きたいなんて言わない。

「...ちょっと待て」
「は..?」

聞かされた事実に、残念そうに青年はうな垂れると、渋々ながらにお礼を言ってから、バージルの部屋を後にしようとしたが、
その瞬間、不意に腕をぐいっと後ろに引っ張られた。
重力には逆らえず、不意の出来事にバランスが取れなくなって、青年は大きく身体を傾かせる。
腕を掴んだ主、バージルはそんな青年の身体を支えながら、そのまま近くまで引き寄せた。
必然的に密着状態になる二人。青年はわけも分からず眉を軽く寄せた。

「あー、なんだ..?」
「街に行きたいんだろう?なら、今から俺と行かないか?」
「バージルと?でも、それは悪いだろ。アンタにはやるコトがあるんじゃ..」
「悪い?何がだ?俺もいずれ行かなければと思っていたからな、ついでだよ。それとも、お前はどうしてもダンテと行きたいっていうのか?」
「いや、別に、そういうわけじゃないが...そうだな、バージルがそういうなら..じゃ、お言葉に甘えるとしようかな」

肯定の返事を返せば、優しく微笑みながら、支度をしてくる。と、言ってバージルは部屋の中に入って行った。
それを見送って、青年は扉の前でそのまま待つことにする。
数分後、いつもの青いコートに黒いハットを被ったバージルが中から出てきた。
青年と顔を見合わせると、お前は支度は出来ているのか?とバージルは問いかけ、青年はそれに返事を返す。
それを確認すると、バージルは先行するように青年の前を歩いてアジトの外に出て行った。

「まさか、バージルが連れてってくれるなんて夢にも思わなかったよ」
「..お前の中では、俺はそんなに余裕のない男としてインプットされているのか?普通に、暇なときくらい多少はあるさ」
「いや、なんていうか..俺と出掛けてくれるなんて、という意味でさ」
「別に、お前を嫌っているわけでもないんだ。暇なら付き合ってやるくらいしてやるさ。そもそも、何故毎回約束を破る男に頼んでいるんだ?他のヤツを頼ればいいのに」
「いや、だって、この中で暇そうなのってダンテくらい..じゃないか?バージルは色々忙しいだろうし、皆もなんだか何かしらやってるしさ、邪魔しちゃ悪いかと思って..」
「確かに、ダメな時はあるかもしれないが、俺だっていつも作業をしているわけじゃない。さっきも言ったが、暇なら付き合ってやるさ。常に邪魔とは思わない」
「でも.........そっか。なんだか気張り過ぎてたかもな..じゃあ、これからはバージルにも声をかけて見ることにするよ」
「ああ、まあ断ることももちろんあるだろうがな」
「それは承知の上さ。しっかし..なんか、なんとなく暇でんでんより、ただ単にダンテとの方が楽なんだと感じてたのかもな、俺。別にバージルが苦手ってわけじゃないけど、つい遠慮しちゃうんだよな」
「遠慮か....まあ、俺としては、もっとお前と関わりたいと思ってるんだがな」
「は..?」
「...なんでもない。単なる独り言だ」
「あー...そっか......」

「...............」
「...............」


それからはなんだか気まずい雰囲気になって、青年はただバージルの隣を歩くことしか出来なかった。
やっぱり、なんだか遠慮してしまう。
結局、帰るまで、彼らはその後あまり話しをしなかった。



はい、
オチなしイミなし。



没主人公ですが、設定としては、ダンテが嫌いなのは変わらないけど、バージルとそこまで深く関わろうとしないとこが今の主人公とは違う点なのかな?
うーむ。でもこんなキャラも良いね、書いてて楽しい。そもそも私はクールなキャラが好きなので、むしろこっちの方が楽しいですね(え
バージルが好きだからなんか恥ずかしくて遠慮してしまうとか。バージルはバージルでそんな主人公にいい子ダナーと好感を持ってたり、みたいな話しになった。

エンディング考えるまでは、ってか最初は子供っぽい主人公にする予定はなかったんだよね(´・ω・`)
ストーリー思いつかなかったからアアなったんだけど。



13/04/28 23:41






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