目の覚めるような、あお。
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目が覚めて。
ぼんやりと揺れる薄暗い視界に、
艶のある青い髪の毛が入ってきた。
その鮮やかな青色に、
ぱっ、と名前の目が覚めた。
(…ランサー、の)
いつの間にベッドへ入ってきたのだろう。
こわい夢を見た記憶もなにもない。
「、ん…名前、?…お、はよ」
名前が身じろぎをしたらやはり起きた。
流石である。
「おはよう、ございます…あの、」
「…名前がうなされてたから勝手に入りました。スミマセン。
おまえほんとに夢見が悪いねえ」
どんな夢だったかは覚えていないけれど。
ランサーが抱きしめてくれていたおかげか、
目覚めはすっきりしていた。
「ありがとう…ございます…。
ランサーの髪の毛は、きれいですね」
「、は?」
「とても綺麗な青いいろ。…好きです」
瞬間、真顔になる。
そしてみるみる赤くなる名前。
「…名前?」
「いや、あの、それは、あの…あの、」
半分寝ぼけていたこともあったのか。
するりと出た言葉に、お互いが真っ赤。
「…起きるか。朝メシ作るわ…」
「…はい、すみません」
目の前で青い髪がさらりと揺れて。
「ん、」
青い空のようなその色に。
まぶしくて、目を細める。
差し出された手を取り。
さあ、今日が始まる。
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ツイッター診断メーカーより。