正義の象徴、規律の警官服。
その胸元から腹部にかけて、肉欲に濁った汚い精液が吐き出される。
姫子にとって誇らしい制服に、粘り気のあるザーメンで白い線が引かれる。
白線は続けて塗り重ねられ、女性警察官の見も心も汚していった。

(ああああ…っ、こ、こんな…、悔しい…っ、悔しいっ!)

屈辱と恥辱、恐怖、嫌悪、さまざまな感情が姫子の胸中で荒れ狂っている。
女としての心が崩れ落ちて、涙が溢れてきて止まらない。
猿轡をされていなかったら、「もう許してください」と子供のように泣きじゃくっていただろう。


「はぁ〜……ぶっかけんの気持ちいいー…。背徳感すげぇ。警察の制服汚すの興奮する… やばい、ハマりそう」


犯罪者を取り締まる側を、精液で踏みにじる快感に、男はにんまりと目を細めた。
女の泣き顔も良い。
射精したペニスを惰性でゆるゆると扱きながら、ふと、「そう言えばさぁ」と口を開く。


「俺が“遊んできた”女が、どんな風にレイプされたとか知ってる?」


詳しい調書は担当刑事でもないので、交番勤めの姫子の知るところではない。
被害の内容の詳細が、メディアに出回ることもない。
何のことか、と、姫子は涙で濡れた瞳を向けた。
男が嫌な嗤いかたで頬を吊り上げる。


「ケツ穴も使ったんだぜ。嫌がる女のケツマンコを犯すのって最高なんだよね」


姫子は聞こえてきたその言葉に思考を停止させ、そのまま見開いた目で男を見上げた。
今のは聞き間違い?
耳を疑う。

(け、けつ? え…? お、お尻の穴のことを言ってる…?)

困惑する姫子の体を、男は便座から引っ張りあげた。
くるりと反転させて初めのように扉に押し付けると、その尻を突き出させる。
片手をスカートの中へ潜り込ませ、ショーツとストッキングを掴むと膝まで引き下ろした。


「うぅう…っ、ぐ、う、…ッんん」


抵抗を試みてみじろぐ姫子を片手で押さえ付けた男が、例の紙袋の中から何かを取り出した。
指ほどの太さのシリンジが3本。
注入式タイプの高粘度ローションだ。
器用に片手でキャップを取り外すと、姫子の搾まった後穴に差し入れてしまった。


「ッ…ぅう゛…!! ぐ、んん、ン、ン゛…う…っ」

「あんたケツマンコ使うの初めて? 安心しな、たっぷり濡らしてやるよ」

「んん…ン、う、…っ!?」


直腸にローションが押し出される。
そのまま差し入れたシリンジを使って、襞を拡げるように掻き回される。
そこまで太さは無いとはいえ、強烈な異物感に姫子は顔を歪めた。
それが続いて2本。
カツン、カツン、と用済みになったシリンジが床に放り出される。

(…なに…? な、なんか、変…っ)

濡れた後孔に奇妙な感覚が落ちる。
じんわりと熱を持っていくような、窄まりから力が抜けていき、緊張がほどけていくような…。
無理矢理濡らされてしまったアナルの縁に両親指が捻り込まれ、ぐぐ…っ、と左右に拡げられる。

(く、るしい…ッ! …けど、何で…何でそんな…簡単に拡がるの…?)

苦痛に顔を歪ませる姫子は、自分の体の変化にひどく困惑した。
レイプ魔は気にしない。
赤い粘膜がローションでしっかりと濡れているのを確認して、男は濁った先走りを垂らす亀頭を押し当てた。


「婦警さんのケツマンコ処女、いただきまーす」

「うぅー…ッ!!」


グ、と肛門に圧迫感が増す。
姫子は目を見開いた。
メリメリと音を立てるように体を軋ませながら、勃起した凶器が無理矢理、直腸を押し進んでいく。
肛門の皺はぴっちりと広げられ、ヌ、ヌ、と太い肉塊を飲み込んでいった。

(な、なに、なん、なんで、は、入って…は…はいって…… お尻に…入ってきてる……?)

姫子の後穴は濡らされて少し弄られただけで、ほとんど拡張もされていないのに。


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