姫子の痴態に煽られていた肉塊はすっかり勃起して硬くなっている。
吉野は胸ポケットから取り出した四角いパッケージを姫子に手渡した。


「長谷川さん、着け方はわかるかな?」


この間も思ったが、優しい容姿に反して吉野のペニスはグロテスクな姿をしている。
渡されたコンドームを震える指で取り出し、恐る恐る装着した。
手に持ったペニスは硬く、血管が浮き出ている。
無意識のうちに姫子は、コンドーム越しのそれを物欲しげに扱いていた。
口内に唾液があふれ、ゴクリと喉を鳴らす。
吉野はそんな姫子を見て満足気に笑った。


「今から長谷川さんの大事な場所に挿入れるよ。……そのまま力を抜いて……」


ぐっちょりと濡れそぼった姫子の恥部に、吉野の熱い切っ先が押し当てられる。
欲しいとばかりに蠢く入り口を、ゆっくりと進められたペニスが犯していく。


「…‥ああ…良いね……。…どうかな…先生の性器が入ってくのが分かるかな…?」

「あ…っ あ、あ、…先生ぇ…ッ」


姫子は背中をしならせ、叫びたい嬌声を堪え、その強すぎる存在感にガクガクと震えた。
じわじわと挿入されたペニスは根元まで埋まり、──そして教師と生徒の股間はぴったりと重なり合った。


「…奥まで届いたのが分かる? …長谷川さんの子宮のお口と僕のチンポがキスしてる」


震える姫子の赤く染まった耳たぶに唇をつけ、吉野はオスの匂いが香る声音で囁いた。


「お前の中、凄く良いよ…」


ビクッ、と姫子の腰が跳ねる。
吉野の声だけでイってしまうかと思えた。
普段とは違う口の悪さに興奮する。
膣内は収縮してねっとりと吉野のものに絡みつき、離さないとばかりに吸い付いている。
目を閉じて震える教え子を見下ろしながら、吉野はその端正な顔に喜色の笑みを浮かべた。


「ああ…たまらないな…。気持ち良い…」

「…っう、んぅ……先生ぇ……っ」


グチ…グチ…
グチュ、グチュ、

吉野の凶悪なペニスの形に広げられた狭い肉壷を、愛液をまとわりつかせながら味わうように出入りする。
膣内にねっとりとしゃぶらせ、切っ先で何度も串刺し、姫子の体をリズミカルに揺すった。
太い肉塊が我が物顔で蹂躙していく。
不埒な教師が教え子を食べている。


「ふ…ぅん…っ、ん、ん…ッ!」


ゆっくりだった動きは直ぐに激しくなり、姫子の細い腰を掴んで凶器を叩き付ける。
グポグポと愛液が泡立つほど膣と肉棒は擦れあい、突き上げられるそのたびに姫子は息を飲んだ。


「んっ、…ンッ! ふぁ…っ、あっ! んっ、んんーっ!!」

「良いよ…すごく良い…。先生のチンポ溶けちゃいそうだ…。長谷川さんも気持ち良いかい?」

「せ、んせ…っ、先生ぇ……、あっ、あ、気持ち…い…、気持ち良いよぉ…」


ゴリッと子宮口に亀頭を押し当て、そのまま腰を大きく回して膣内を掻き乱す。
腹ごと持ち上げられ抉るようなそれに、姫子は背中をしならせてビクビクと震えた。
目の奥で、頭の中で、白い火花が弾ける。
全身が浮遊感に包まれて、堕ちる。


[次のページ]
[前のページ]

≪back

×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -