『トッシーへ
お元気ですか?近々私も江戸に行きます!
てより、この手紙をポストに入れた時点で江戸に向かいました。
お向かえよろしくおねがいしますよ(笑)
トッシーのいない間ちょーさみしかった!音子はぁ、1人でちょーがんばった!
だから逢えたらちょー慰めてねぇ?とわ言わないから何か奢って。
所で近藤さんは生きてますか?
こないだゴリラが動物園から脱走したってニュースが流れてたよ。
もしかしてのもしかしてだと思って凄く気になったの。
江戸についたら取り合えずトッシーの仕事姿見たいな。
絶対かっこいいよ!ムカつく位に!
そうだそうだ、私もトッシーに負けないくらい強くなろうと思って修行したんだよ。
もう簡単に負けないからね!
音子より』
(笑)じゃねえよ。笑えねーよ。
ポストに入れたときに江戸へ向かったて事はもう、ついてんじゃね?
手紙と一緒に同封されていた写真をヒラヒラと見せびらかすようにもった沖田は手紙の内容もしっかり見てやがった。
「土方さんに彼女が居たとは知りませんでした」
「んだよ、その驚き様は!!後、彼女じゃねぇ!」
「遊びですかい!?最低な人だ」
「ちげーよ!妹だ!!」
「妹?あーだからこんなにイタいんですかい」
「ちなみに血は綱がっちゃいねぇ」
沖田から写真を奪い返して部屋を出る
「迎えに行くんですか―?」
後ろからそう聞く奴はどうやらついてきてるようだ。
「おめぇは来るんじゃねぇ!」
「いやー。どんな奴だか見たいじゃないですか」
「あわねー方がいいぞ。」
絶対だめだ。こいつら2人を合わせたらどーなることか・・・
むしろ俺が疲れてダウンするだろう。
(眼元そっくりでしたねぇ)
(うるせぇ)
(瞳孔は開いてなくてよかったですね)
(・・・・。)
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