みあ、大丈夫かなー?
今日から雲雀さんのとこだけど、ちゃんと仕事貰えてるかな…。
あの人なんでも自分でやっちゃうからさ、部下の人達は皆考えて行動しなきゃならないらしい(提供者:草壁さん)みあにそんなことできるのか?
あー、もう気になる!!



てことで来ちゃいました☆キラッ
ただいま雲雀さんの部屋の前にいます。
ドアに耳をあててみたけど何にも聞こえない。
誰だよこんなドア造らせたのは!……て、俺じゃん。なんでこんなん造らせたんだよ!

うーん。どうしよう。
ドアの前で行ったり来たり、死ぬ気になってみたり、深呼吸してみたり。なんもなんないけど落ち着いてなんていられない。




1時間。
ほんっと中はどうなってんだ。
気になる気になる気になる!!
お忍びで中の様子をうかがいにきたけど、もういいや!
お兄ちゃんこれじゃあ仕事に手がつかん!!

ドアノブに手をかけ、ばれるの覚悟でそっと開くと、そこには向かい合わせでソファーに座るみあと雲雀さんがいた。

珍しい。
雲雀さんが誰かとお茶飲むなんて、ていうか誰かと一緒にいることが珍しい。もしかしてみあのことが好き?とか…。いやいや、そんなことはありえないよな。でも思い出したら学生のときもあーして2人で話してたときもあったしな。

何話してんだろ?

『……ーところでどうしてここに来たんだい?沢田なら沢田の下にでも着けば苦労することなんてないだろ?』

『そうですけど、それだと1日中兄と一緒にいることになってストレスが溜まってしまいそうですから。
それに他の守護者の皆さんとは話をするくらいであまり関わりがないですけど、雲雀さんとは学生のときに一緒に仕事をしていたので。』

なっ!!
みあ、そんなこと思ってたの…。めっちゃショックなんだけど。
はー、もう戻ろう。


心配性


(あれ、ツナ兄どうしたの?)
(なんでもないよ、気にしないで)
(?)


20111111




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