美しき獣



その射抜くような視線のなんと凛々しいことか
恐怖など持ち合わせておらぬ、と言い切るその姿
何にも屈することなき王者のようであった
君を見つめ続けても自分に足りぬものは手に入らず
そうこうしている内に、君は私の欲しいものを落とすことなく
新しい重りを更に抱えてまた歩き出す






人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -