小ネタ | ナノ


 わりときちく

下ネタ/インゴさんがひどい


「死の恐怖に晒されていると生存本能から締まりがよくなるといいますが、アレが本当かどうか試してみたくなりました。というわけで服を脱ぎなさい」
「なにがどういうわけなのかさっぱりわからないんですけど、全力で遠慮しますね!」
「オマエに拒否権があると思っているのですか?」
てっきりいつもの冗談かと、軽く流そうとしたのが間違いだったのか。真顔で凄むボスが恐ろしい。
「や、やだなあボス。それ、セクハラですよー…?」
「セクハラ、大いに結構です。さあ、さっさと脱ぎなさい」
「全然結構じゃないですって!」
尚も言い募るボスから少しでも距離をとろうと、じりじりと後退し始めた私に気づいたボスが不機嫌そうに鼻を鳴らした。
「…フン、手間のかかる部下ですね」
そう言って、次の瞬間には、ボスが私の手首をつかんでいて、そのまま足払いをかけられる。
当然のようにバランスを崩し地面に膝をついた私の背後へ周り、腕を捻りあげたまま、ボスは私を地面へ押し倒した。そうしてあれよあれよというまに、俯せになった私はボスにマウントポジションを取られ、ついでとばかりに片腕を拘束されてしまったのである。
「い、ったぁ…!ボス、何、するんですかっ!?」
「大人しくワタクシの言うことを聞かないオマエが悪いのですよ」
その言葉通り、全く悪びれた様子もなく、器用にその足で私の腕を押さえつけたボスが、懐からご愛用の拳銃を取り出す。この、まったく抵抗のできない状況で、唐突に現れた凶器に、知らず、喉の奥から悲鳴が漏れた。それを耳聡く聞きつけたボスがくつくつ、楽しそうに笑って、その銃口を私の米神に押し当てた。
「コレを上の口と下の口、どちらに突っ込まれたいか答えなさい。ワタクシもオニではありませんから、それぐらいは選ばせて差し上げましょう」
見るものを凍りつかせるような笑みを浮かべてそんなことを言うボスが鬼じゃないなんてそんなの笑えない冗談すぎる。

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もちろん拳銃を突っ込まれていない方にはインゴさんのマグn(ry


2012/12/17 23:07
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