「はいっ、エルフこれあげる」
「…バレンタイン、とかいうやつか」
「あれ、知ってたの？」
「テレビであれだけ騒がれていたからな」
「なーんだ、驚かせようと思ったのに。…まぁいいや、はいこれ食べてね！」
「ありがとう、マスター」
「私の手作りだから心して食べてよね！」
「…マスターの…手作り…？」
「うん、そうだけど。…ってなにその嫌そうな反応」
「まさかとは思うが…チョコレートに不釣合いなものが入ってるなんてことは」
「ないって！なにそれ私信用ないの？」
「いや、マスターには前科が」
「前科？何の話？」
「憶えてないならいいんだ。…じゃあありがたく」
「どう？美味しいでしょ？」
「ああ、美味い」
「良かった！」

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前科→2009.10.19の小ネタ参照
たまにはイベント事に乗ってみる。マスターは普通にしてれば料理できるのに何故か妙な工夫とか実験をして味を駄目にするタイプ


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