「つい滑ってしまいました」
「そ、それなら...」
下着を下ろしたら、当たり前だけどちんこが見える。それを見せながら女ですは無理がある。追い出されるに違いない。
身体はじんわり汗をかき始めて、ぽかぽかする。そのせいか意識がぼんやりする。
「では次は上半身に行きましょう」
「えっ?」
「...手足だけでなくお腹も浮腫むんですよ、さあ、起きてください」
肩に手を置かれる。さ、流石に上を脱いだらバレるんじゃないか。いくらなんでも。
「あの、っ」
「ダメですか?」
...イケメンの困った表情に俺はウッとなった。
ブラジャーもつけてるしそれが外れなかったらバレないよな...多分。いやでも骨格とかで分かるだろ流石に。プロなわけだし。どうしよう、どうやって断ろう。
「気持ちよくなって帰りましょう、ね?」
イケメンってずるい。そんな聞き方するイケメンズルすぎる。
「っ、はい......」
気付いたら頷いていた。
渋々身体を起こすと前のボタンを先生が至近距離で1つずつ外していく。まるで、彼氏みたいに。顔に熱が集まるのを感じて、背けながらも先生の指の感触を追っていた。
シャツをとられ、キャミソールもはい万歳と取られてしまい、上半身ブラジャーだけになった。かなり小さい胸だ、というかそもそもない。まな板だ。
貧乳ってことにして欲しい。
「胸元にタオルをかけさせて施術を行いますね」
「えっ、あの、ブラはちょっと...」
「では、このままさせていただきますね」
よかった。ほっと胸をなで下ろす。
ブラは着けたまんま、俺の背後にまわった先生。先生からは俺のガバガバなブラが見えるだろうか。やっぱりバレてるだろうか。バレたら何言われんだろ…。
恐怖と、興奮。バレる恐ろしさとバレた時の興奮。
こぷこぷという音でオイルを出しているのがわかる。手のひらでのばし、そしてまず腹へ触れる。
「っ、ふぅ、…」
へその下辺りを左右に撫でながら、腰の方へ逸れていく。腰はくすぐったくて、ひくひく震える。ゆるゆると動く指先が背中に周り、背骨の上をたどった。
「ぁっ...あんッ」
「ははっ感じやすいんですかね」
思わずパッと顔を上げると間近に顔があり、覗いた八重歯にどきりとする。その笑顔にうっとりしていた俺は、ブラジャーのホックに手を掛けられたことに気付くのが遅れていた。
パチンッ。
「嘘っ...あ、んんッ」
「邪魔なので外しますね」
ブラのホックが外され急な外気に晒された俺のまな板の胸。
いきなり乳首ごと、胸全体をオイルでべたべたな手で覆われ、その手のひらで擦り上げられると俺の身体は一気に熱くなってびくびく震えた。
「は、ぁあッ...なんか、お、かしぃ、です...ッ」
「おかしい?どうかしましたか」
「ち、乳首が......っ」
じんじんする。熱を持って。見下ろすと痛いくらい張り詰めて尖っていて、それをこね回す意地悪なオイルまみれの指が見えた。
ぐにっぐにゅっぐにぐにっぐにゅッ...
「乳首が、なんですか?こんなに尖ってますが」
「ぁ、あッ...ぐり、ぐり、しないでぇッ」
「こんなに触って欲しそうなのに?」
「ちが、ッ、ぁあッ」
右の乳首は指で挟まれて、、左は爪で引っかかれて頭の奥が蕩けそうなくらい、胸がじんじんして熱を持っている。頭、おかしくなりそう...。
なんでこんな乳首気持ちいいんだろう。
ぬりゅっぬりゅっと指が乳首の周りを滑って、連動するみたいに足が勝手に跳ねて、台を蹴っていた。
「だめっ…じか、は…んんっ、はぁーッ」
「かわいいです...こんなに敏感だなんて」
「あんっ」
「声も可愛いです」
低く艶めいた...欲情した声が耳に吹き込まれて、下着が一気に濡れてじゅんじゅんする。
にゅるっ。
「ぁ、あ゛っ...みみ、やだッぁあ、」
「耳も感じるんですか?」
「ふぅ、うッ......感じて、ないッ...んぅっ」
耳に潜り込んだ生ぬるい感触...これはべろ?先生の、べろが、入って。
ぴちゃっぴちゅっにゅるっにゅるりッ。
グチュッにチュッにチュッ。
音が、厭らしい音が耳の奥から入って、脳内でぐちゅぐちゅと何度も響く。頭の奥から犯されているみたいに。
「は、ぁああァッ、ぐちゅ、ぐちゅ...ッ、やめ、て、はぁーっ、あ、!」
くにゅっくにっくにっクニッぬるっぬるっ。
ぐにっぐりッ!ぐにぐにぐにッ。
「やあっちくびぃ...だめ、あ、あっ」
先生はいろんな触り方をして乳首を責める。こんなのマッサージじゃないのに、俺は全身をびくびくさせながら悶え続けた。
乳首も耳も、おかしいくなるくらい嬲られて、肌から汗が噴き出す。
どうしたんだろう、俺、興奮してる。
だめ、と言いながら俺は内心で別のことを考えた。
刺激が足りない。腰の奥がじんじんするのに。熱が行く場所がなくてうずうずしている。解放したい。
もうちょっとだけ、強くして欲しい。もうちょっと、もっと。
「んんっ...もっと、せん、せぇ...ッ」
「もっと、なんですか?」
この先生は――確信犯だ。
「ぎゅっ、て...ちくびぃ、あ、はぁッあ、あああっそれっあっあ、それぇ...!」
「気持ちいですか?」
「はいっ...ああっこえ、でちゃ、あんッ」
「出していいんですよ、僕しか聞いてないので」
先っぽを痛いくらい、つぶされて俺は先生の身体に背中を擦りつけながらびくびくびくっと痙攣した。
はあ、と熱い吐息が耳にかかり俺はきゅんきゅんする。また、耳舐めて欲しい。
すると、そんな俺の心を読んだようにぬるりとした感覚が耳に。
「やあっあっ...なめなめしちゃ、んんっだ、めっ」
「じゃあ、してあげましょう...」
にゅるっにゅるっくにっくにくにっ。
乳首と耳を舐められ俺は感じまくって喘ぎ声が止まらなかった。本当に、女の子になっちゃったみたいに。オナニーじゃこんなに感じたことがない。
オイルの足された指できゅっと乳首が力強く引っ張られ、そして指先で素早くさすられる。乳首がにゅるっとその指を避ける。
ずっと、太ももを触られた時から積み重なっていた快感が一気に奥から、渦巻いて激しくなるのを感じた。
これ、やばい…!
「だめですっ…せんせ、ぃ...ッ、あ゛ぁッだめっいっ、ちゃうっ…あ、ッ、あ゛〜〜〜ッッ!」
視界が真っ白になりかかった。しかし刺激はいきなりパッとなくなり、急激に熱が冷めていく。先生が手を離したのだ。どうして、強請るような目で見上げると、俺を欲情した目つきで見つめる先生と目が合う。
心臓が、どくんと言った。
イきそうになった恥じらいと、イけなかったもどかしさが身体の中を暴れてどうにかなりそう。
イきたいのに。
先生は俺の背後からどいて、台から降りると俺の横に立つ。ブラジャーを外した薄っぺらい胸。オイルで卑猥にテカっているのを見つめ、指でちょんっと弾いた。
「ん、ふぁ...ッ、ひ、ぃ...」
「はしたないですね」
「―――ッ、み、見ないで、くださぃ」
「なぜ?ここはすごく見て欲しそうだし、虐めて欲しそうだけど」
きゅうぅ――っ。
「ぁ、ああァッ...ぎゅうぎゅう、や、ァ...ッ」
指でつぶされて赤くなって、硬くなったのを摘ままれながら引っ張られて、持ち上げられるみたいに腰が浮く。カクカク震えて、あ、ぁ、また...っ。
びくびくっ...ビクビクビク―――ッ
「ぁ、あ゛、ぁんっ!んぅ〜〜〜ッ!...はぁッ...?」
また、止められた。寸前でもう絶対イくと思ったのに。
「せ、んせぇ...やめ、やめないで...ぁー、っ、あーッ」
「もっと弄って欲しいですか?」
「、ぅん、んッ...もっと、ふぅ、ッ...いじめて、ください...ッ」
「淫乱な人だ...」
掠れた艶めいた声。それだけでも刺激になるほど俺は飢えていた。
真横に立っていた先生はいきなりはらりとスカートをめくってしまった。そこにはちゃっかり反応して女物のリボンのついたピンクの下着をびっちょり濡らして、押し上げてる俺の息子がいる。
「先生っ!」
スカートの裾を抑えて慌てて隠そうとするが、先生が俺の乳首に口を付けるとぎゅっと吸い上げる。
「ああっん!」
「はあ…すっかり腫れてしまっていますね…これはすぐ治さないと」
「ち、違ッ...そうじゃ、ないから......はぁっ、」
先生が下着に手をかける。見られてしまう、男だってバレる恥ずかしい。いや、もう絶対バレてる。だって、ちんこは女の人についてない。
先生の手に力が込められると、俺は気付いたら腰を持ち上げていた。ぬるりと太ももを濡らしながら下着が引き下ろされ、我慢汁の糸が引いたのがしっかり見えた。
ああ、と先生の歓喜に高ぶった声が響く。
「かわいいクリがこんなに大きくなってしまって、ほぅら」
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