とうの昔に勃起したものを光輝くんの穴の入り口にくっつける。くち、と音がして、ちょっと力を入れるだけで奥までズンズン進んでいく。
光輝くんのナカは熱くてとろとろだった。食べ頃みたいに熟れていて、その癖きゅうきゅう締め付けてくる。
あー、たまんね…。

「は、ぁんっ!……ッ」
「気持ちいいなー、最高、っ、ずうっと一生このままが良いんだけど、どうしよう光輝くん」
「んっ、はっ、…ぁ、あっ」
「まあ、それは今度起きている時に聞かなきゃね」

よっこいせ、と光輝くんの膝裏を少しだけ立たせて、俺は膝立ちで光輝くんにのし掛かる。ずぶずぶ、と更に奥まで入って、光輝くんは甘い声をあげた。ちょっとだけ高い、掠れた声がクる。

それから、ゆっくり律動する。あんまり腰が痛いと明日に響くから、無理はしないしさせない。ゆっくりゆっくり良いところだけを抉って、起こさないようにしないと。

じゅぶっ…ぬぷっ…じゅぶぶ…っ

「んっ、は、ぁ、あ…ん、ん、ん〜〜ッ」
「ちんこ、ぴくぴく、してるよっ…」
「ん、んぅ、アッ…あぁ……!」
「たくさん声も出てるし、最近は本当にあんあん言うようになったねえ」

ぬぷぷ、とゆっくり腰を引けば泡立ったものが陰毛も巻き込んで糸を引く。光輝くんを寝ている間に汚している、犯している。そんなことも知らず光輝くんはいつの日か俺を抱こうとしている。
お尻、こんなに緩くなっちゃったのにね。

汗ばんだ額に前髪が張り付いていて、それを掻き上げると、光輝くんの端正な、それでいて快感に染まる顔がよく見えた。可愛いなあ、と頬を撫でると、気持ちいいのか光輝くんはすり寄ってくる。
可愛い、光輝くんホント大好き。

妙に興奮してきて、奥の摘めるほど大きくなった前立腺をずんずんと突き上げると、光輝くんの鍛えた腹筋が震えて、快感で焼けた肌に汗が滲んでいく。光沢があって、妙に艶かしく感じる。
あー、やっぱり今度からジムについて行こうっと。こんなの、他の男の餌食になったら堪らないし。

ずぶ…っ、じゅぶっじゅぷっ……

「ん、ふっう…ん、ぁんッ」
「あー締め付けすごい。やっぱここお気に入り?」

そう言いながらお腹のあたりを軽く押すと、きゅううっと一気に絞られるような締め付け。うわ、と声が出た。
やばいやばい、出しちゃうところだった。

「ここ、気持ちいいの?押しながらずこずこしてあげよっか」
「んっ、んぅ……ぁ、ああッ!あっあんっ!あ゛ッ!あ、ぁあ゛!みず、きっ…!」
「え…光輝くん、俺の名前呼んだ?」
「はぁ、あ゛んッ!あ、ぁ、あ゛ーーッ!」
「もっと呼んで、俺のこと、ほら、ほらほら、ここ気持ちいいでしょ?」
「ぁ、ああ、あああッ!や、だぁっ、みずきぃッ!だめ、ん、ん、ん、ッ!ああ゛ッ!」

夢でも俺に犯されてるのかな。それはそれで嬉しいような、腹が立つような。今、光輝くんを鳴かせているのは現実の俺なんだからさ。
じゅぷじゅぷと泡立った穴がひくついて、きゅうっと締め付ける。胸なんか前に突き出して、いかにも舐めてくださいって。
口からは涎が垂れて、熱の浮いたような蕩けた表情。気持ちよさそうに、それでいてまだ足りないみたいな顔してる。もし、目が開いていたらうるうるしていたのかな。快楽で頭がいっぱいになって、うっとりしていたのかも。

「おねだり上手なのかな、光輝くん」
「ん、んぅ……はぁ、ぁん…っ」
「…あれ、泣いてるの?」

光輝くんの目尻からぽろりと水滴が垂れて、それでも気持ちよさそうに喘いでいる。
もしかして、

「気持ち良くて、泣いちゃったの?」
「は、う……ん、ん」

ああ、やばい。それはやばいよ。
あんまり虐めるつもりはなかったんだけど、こんなにやらしい姿見せられたら、男の俺は当然興奮するわけで。
よいしょ、と光輝くんの太い足を肩の方まで持ち上げる。ずっしり重いけど、その代わり目の前にはべったり濡れて赤くなった穴がくぷくぶ口を広げてる光景。
あー、絶景。これだけでしばらくはオカズに困らない。

「たくさん、ずこずこしてあげるね。いつもより、奥」

真上からちんこを、光輝くんのそこに押し当てる。ゆっくり下ろしていくと、光輝くんの汗ばんだ足ががくがく震えて、胸が激しく上下する。
だらんとだらしなく開いた唇からは唸るような声、それから甘い声。

「ん、ぐ、んぅーーッ!」
「あはは、すっごい奥まで入っちゃってるね」
「あ、あ゛っ!あ、ぁ、あ、ひぃ、ッーーー!ーーーーッ!ん、あっ!」
「あー、ここ最高」

上から、どちゅっどちゅっと汚い音がするほど叩きつけると、未開の地まで拓いていっているのが分かる。締め付けがやばすぎるもん。
お尻同士がくっついて、ぬるついた肌が擦れ合うのが気持ちいい。喘ぐ光輝くんをもっと間近で見たくて、顔を寄せるとぐぷ、と壁だと思っていた場所を突き抜けたような感覚がした。

途端に光輝くんが、べろをだらしなく出して声を上げた。

「あ゛ーーっ…あ、ぁ、あ゛ッ!」
「すごい鳥肌…これ結腸ってやつかな、気持ち良すぎてぞわぞわしてる」
「はぁああッ!あ、ーーーッ!あ、い、ぃ…ッ」
「俺も、保たない、かもっ」
「ああ゛ッ!ん、はぁっ、はあ、あ、ァあッ!」

頭がぐらぐら揺れて、光輝くんは喉をのけ反らせてソファに頭を擦り付けて叫んでいる。俺のせいで、情けなく折り畳まれて身動きが出来ないから快感を逃すのも難しいんだろう。
それに俺も、ちんこが抱きしめられるみたいに隅から隅まで締め付けられて、気持ち良すぎてすぐにでも意識が遠のきそうだった。

でも、もっと気持ち良くしてあげたいなあ。

ぐぷっぐぷぷ…どちゅっずちゅっずちゅっ!
くりっかりかりッ…こりゅっ…

乳首を指先で摘みながら、真上から何度も突き下ろす。そのたびに液体がびちゃびちゃ周りに飛ぶような音がするけど、後の祭り。爪先までぴんと伸びた足を優しく撫でるとそれにすらびくびくして、逃げるように力んで引くお腹や腰、なのに顔をとろとろに蕩けさせている光輝くんに心擽られる。

眠りながら悶えて、ソファに捕まる指先が白くなっている。起きるほどの衝撃に違いないのに、開くことなく震える目蓋を見ているのが楽しくて、つい攻めの手を休めることが難しくなる。

「あ、あ゛ッ!あ、ぁあッ!」

壊れた蛇口みたいにとろとろ液体を溢れさせる光輝くんのちんこ。気付かないうちにたくさんイっているらしい。痙攣も止まらなくて、全身が赤くなっている。
奥をこつこつと突くたびに、光輝くんは喘いで俺を締め付ける。あー、たまんない。

ちら、と時計を見る。あんまり長引くと目が覚めちゃう。それはそれで楽しいんだけど、今はやめとこう。
これが終わったらまた来週。それまで少し長い。

だから、最後にたくさん光輝くんの気持ちいいとこ攻めちゃおうっと。
勢いよく腰を振り上げて、無抵抗の奥に一気に叩きつける。

ばちゅんっずちゅっずちゅっじゅぶぶッ

「あ〜〜〜ッ!だめっ、やら、ぁ…ッ!あっ、あ゛ッ!あ゛っ!んあ゛ッ!ひ、ぁ、あああッ!」

力なく光輝くんの腹筋に垂れるびしょ濡れのちんこがまたとろとろ何か分からない液体を吐き出してる。

お尻でイける身体で、俺を抱こうなんて100年早いよ光輝くん。

パンッパンッパンッ、腰を打ち付ける音がリビングに響き渡る。
じゅぶっぬぷっじゅぷっじゅぷっ

「んぐっあっ、あ、あ、あ゛〜〜〜ッ!」
「あー、そろそろ、イきそ…っ」
「んあっあ゛っ!ひぃーーーッ!だ、ぁ、だめッ!あ゛っ、あ、アああッ!ぁ、あ゛ッ!みずっ、みずぎぃ…ッ!ひ、あ、」
「っ、は、……光輝、くんッ」
「ん、あっ、あ゛っあ、あぁああァあッ!!」

呼ばれる名前に、どくんと腰が疼いて何かが体を駆け抜ける。もう、出る。
寸前、逃さないように締め付けてくる奥から強引に引き抜いて、光輝くんのお腹の上に吐き出す。どぷどぷと大量に吐き出した精液を光輝くんのちんこにかけて、それが光輝くんのと混じり合う。
光輝くんはまだイった余韻からか、お尻を突き上げたままがくがく震えて、「は、ぁん…っ」と甘い声を上げる。

「あーあ、無理させちゃった。ごめんね光輝くん」

いつまでもこの心地よさに浸っておきたいんだけど、片付けもあるから、と身体を起こした。

「そろそろ起きていてもおかしく無いんだけどなあ」

耳元で囁くと、目蓋が少し痙攣して、まつげも震える。熱い吐息を吐く唇が何かを求めるように少しだけ開いた。
……でも、それだけだ。

「そのうちおねだりとかして欲しいなあ」

彼の身体を綺麗に拭いて、元どおり。そうしたらようやく彼の目は開く。また、来週が楽しみだね、光輝くん。

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