04
「……ぃ、おい!」

「うひゃ!」

「…何つー声で驚いてんだよ、めんどくせーな。飯だぜ、」

「シ、カマルいつの間に帰ってたの?」

「………さっき」

「何?その間、」

「で、理解出来てるか?」


シカマルは巻物を指差し聞いた。
まぁ、理解出来てるはずねー、出来てたら出来てたで多少ショックだ。


「んー、大体はね。でも、この形質変化が……」

「……マジかよι他は理解出来てるのか?」

「?、うん」


シカマルは頭が切れる。
それもかなり。皆が、頭を捻ってたものもすんなりと今までこなしてきた。チャクラや忍術を全く知らない人間がこの巻物を理解出来るなんか信じられない。現に、シカマルも苦労したからだ。


「… 」

「え、何て?」

「…修行つけてやる」


きっと、そう。俺がなまえに出会ったのには何か意味がある筈だ。
そして、今しなければいけないことは目の前にあること。



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