我家でRPGしてみる


※後編1の続き
※やっぱりセリフだらけ
※台本書き(例:小太郎「イオナズン」)
※ゲスト出演あり




前回読まなかった人でもわかる現在のパーティ

佐和
勇者。パーティ内で最弱。一応ヒロイン。
「仲良くしなさい」

佐助
盗賊。魔王に真っ先にやられるフラグ乱立。
「賢者チェンジで」

小太郎
賢者。全体的にチート。ただし紙防御。
「だが断る」

三成
戦士。素早さチートなホームシック兵士長。
「城に帰りたい」

元親
ゲスト魔法使い。何故か漁師も兼任。
「うん、知ってる」




船の仲なのです

佐和「何で漁師がこんな快適な旅船持ってんのさ」

元親「ま、俺の仁徳の成せる技ってことよ」

「どうせどこぞから掻っ払ってきたのだろう」

元親「んなわけねーだろ!」

佐助「はーいはいはい。旦那達大人しくしてねー、兵士長さんが体調悪いみたいだから」

三成「…船などもう二度と乗らん…帰りたい…」

小太郎「…」スッ

三成「…何だその袋は」

佐和「ほらほら吐いちゃいな三成。楽になるよ?」

三成「誰が吐くか…!うっ」

「此方を向くでないぞ」

三成「吐かんと言っているだろ、う…?」

佐和「ん?」

佐助「え?」

小太郎「??」

元親「……あ゛?」

元就「しかしこの菓子、中々美味ではないか。なあピカチュウ」

ピカ「ぴっかー」

『……………』

元就「む、何ぞ貴様ら。そうジロジロと見るでないわ気色悪い。特に眼帯乳首、貴様は一度土に還れ」

元親「ならテメェは海に還りやがれぇぇぇぇ!」

元就「ボルテッカー」

ピカ「ぴっかちゅー」

元親「ぐああああ」

元就「うむ、静かになったな」

佐和「なってたまるかっ!!」

元就「む」

佐和「色々ツッコミどころあるからね!?まず何でさも当たり前のように此処にいんの就にぃ!」

佐助「あとさらっとピカチュウ出さないで!それRPGに出たら只でさえカオスな世界観がより無茶苦茶になんでしょーが!」

小太郎「…国はどうした」

三成「そのピカチュウを私にも撫でさせろっ!!う…っ」

佐和「三成違う!それツッコミ違う!」


   間。


元就「長曽我部はゲストメンバー参戦と云うに我はその1にチラリと出ただけなど解せぬ。有り得ぬ。故に管理人を脅……管理人に頼み込み我の出番を増やしただけのことぞ。ピカチュウもその時に恐か…頼み込んでゲットしたのだ」

佐和「どうしようツッコミどころが増えた。つーか何でもありか!」

元就「ありぞ。パロディだからな」

佐助「パロディってそういうもんじゃないと思う」

元親「うぐ…はっ!!テメェ毛利!何しやが…」

元就「アイアンテール」

ピカ「ぴかぴー」

元親「ぐあっ!」ドサッ

佐和「にーに大丈夫?」

元就「我の育てたピカチュウに敵うわけがなかろう。そもそも我の目的は長曽我部の出番を減らし我の出番を増やすことぞ」

佐助「これはひどい」

佐和「と言うか、もう充分でたでしょー。はよ帰りなさい」

元就「そういえば此処に貴様らへの援助金100万ゴールドが」

佐和・佐助「「元就陛下バンザーイ」」

三成「結局金かあああッ!!うぅ…」

小太郎「………」サスサス

三成「もういやだ城に帰りたい」





次の大陸に着いたよ

元親「じゃ、俺の出番はここまでだな。達者でやれよ」

佐和「にーにありがとね。あと色々ごめん」

元就「はよう帰れ」

元親「テメェがな!じゃあな佐和、と勇者ご一行」

プアー

元就「…さて、奴の船にかみなりでも落とすか」

ピカ「ぴっかちゅー」

佐和「やめなさい」

三成「おい佐和、さっさと行くぞ。魔王を倒さねば。そして城に帰りたい」

佐助「本音駄々漏れなんだけど」

佐和「あーい。んじゃ再び魔王探しの旅にしゅっぱーつ!」

「「「「おー」」」」

佐和「………」

三成「………」

佐助「………」

小太郎「……」

佐助「いや、アンタはいい加減帰りなよ」

元就「十万ボル…」

佐助「すいませんでした」

元就「ここまで来たついでだ。馬車の手配位はしてやる」

佐和「元就陛下バンザーイ」

三成「またしても物に釣られるのか貴様は…」


しつこくまだつづく。



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