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「ランスさんなんてキライです。」
「そうですか、残念です・・・ああ、今日は4月1日ですね」
「そんな眩しい笑顔見せないで下さい、鬱陶しい。」
「では私はあえて嘘を吐かずに言いましょう、貴女が好きです。」
「私、今日は人を疑わずには居られないので逆にとりますからね」
「それさえも嘘だとしたら・・・はて、どう解釈すればいいものでしょうか」
「深く考えないで下さい。・・・エイプリルフールにちなんで嘘吐きますからね、ランスさん大好き」
「本当ですか!!!」
「嘘に決まってるでしょ!話ちゃんと聞いてください!」
「嬉しいですよ、とても。今ならあのレッドに勝てそうなくらいに気持ちが高ぶってます。」
「どうぞ勝負して返り討ちにあってください、寧ろ死んでください。」
「ああ、貴方の気持ちは十分に通じました。結論を言いましょう。私と貴方は両思いです。」
「今の会話の中でどうやったらそんな結論が出るのか分かりませんが、否定します。」
「ほう。否定・・・ということは、肯定してくれるんですか?」
「しません!!ああもう!だからランスさんキライなんです!自分の都合の良いとこばかり主張して!!」



今日は嘘の日!
(いい加減にしろ!)



「ランスさん、明日になった瞬間『あなたの事嫌い』って連呼してあげます」
「それは今日の夜、一緒に過ごしたいという意味で受け取っていいのですか?」
「違います!」

(貴方のこと、嫌いじゃないですけど好きだとかこれっぽっちも思ってませんから)



10/04/27
10/08/19


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