【あらすじ】

―――時は2XXX年、突然日本各地で"能力者"という存在が現れ、混乱が起きた。"能力者"達はその力があるのをいいことに、ところ構わず威張り、"一般人"はそれが収まるのをただ待つしかなかった。ところが、とうとう政府までも"能力者"の手に渡り、"能力者特例法"を成立させてしまう。"能力者"と"一般人"との差別が更に大きくなり、治安が悪くなりつつあった。

それから時は過ぎ、複雑な事情を抱えた三人の少年少女が政府に歯向かって行こうとしていた―――


【用語解説】

「能力者」
└・人口の大体30〜40%位を占めている、特殊な能力を持っている者を指す。

・能力者の存在原因は遺伝子の突然変異。だが何故起きたのかは不明。

・能力は遺伝で伝わるため、親と同じ能力が使える。また、基本的に"能力者"は一つの能力しか使えない。

・"能力者"は"能力者"との間に子供を産む場合が殆ど(例外あり)。また、その場合"能力者"同士の血で反発が起こるため、産まれる可能性は通常よりも低くなる。("一般人"との間での産まれる可能性は通常と同じだが、"能力者"の血が薄くなる)

・また、↑の場合父親か母親どちらかの能力しか遺伝しない。

・威張っている"能力者"が殆どだが、逆に"一般人"と仲良くしている"能力者"も少数派だけどいる。


「能力者特例法(略称:能特法)」
└・政府上層部が成立させた法律。これにより、"能力者"と"一般人"の差別が悪化した。

・内容は三カ条あり、内容は以下の通り。

第一条
例えどのような状況であっても、"能力者"を尊重すること。破った場合には即死刑とする。

第二条
"能力者"は"能力者"であることを証明する為に、各県庁で行われる"能力者認定試験"を受け、全ての条件を満たした者は指紋を登録し、認定証明書を常に携帯しておかなければならない。

第三条
政府には全ての権限があり、これに歯向かう者は即死刑とする。


「能力者認定試験(略称:能験)」
└各県庁で行われる、"能力者"だと証明する為に設けられた試験。内容は政府が規定している。政府が差別化しやすくする為に行っていると考えられる。


「一般人」
└特殊な能力を持ってない普通の人を指す。"能力者"に差別されている。
但し、極々一部の素晴らしい才能を持った者は認められるケースあり。









以上、なんとも微妙なあらすじとちょっと詳しい用語解説でしたw←
追加する可能性あり。

それでは、本編へどうぞ!

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