僕と僕の可愛いこちゃん/リマセブ
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セブルスと並んで廊下を歩く。
何でか今日は手を繋いでくれた。
しかもセブルスから。
セブルスから!!

「ねぇセブルス」
「……何」
「えっと、あのさ、」
「………」
「キスして、いい?」

そう聞くと、セブルスは目を閉じた。
!?
!!?!?
これはオーケーですよね。
オーケーですよね。
セブルスの肩を掴んで、ゆっくりと顔を近づけていく。
うっわセブルスの顔が近いよ!!
可愛いよ!!
肌しっろ!!
一人でそんなことして盛り上がってると、セブルスが目を開けてしまった。

「遅い」
「ごめ…んっ!?」

ちゅっ

………ちゅ!?
は!?
え!?

「なんだ。鳩がコルトSAA喰らったような顔してるぞ。」

なにそれ…。
銃の指摘がよくわからないよ…。
セブルスからキスとか…。
あはは…。
今日、僕は死にます。

「リーマス?リーマス。おい?」
「リーマス!?!?」

リリリ、
リーマス!?

リリリリバーニンナイッ

激しく燃える魂ッ

「どど、どうしたの今日は?」
「何が?」
「何がって、今日サービスしすぎじゃない!?」
「……いやか?」
「いやじゃないですほんとうにもうありがとうございますありがとうございます」
「うん、ならよかった。」

といって、セブルスは僕に微笑んだ。
可愛い…死ぬ…。
絶対死ぬ…。

「ねぇ、セブルス」
「何だ」
「これ、夢じゃないよね…?」

セブルスは僕に向き直って、にっこりと言った。

「夢だ」







「ってね!?夢をね、みたんだよ!!!!」
「うるさい離れろ邪魔だどっかいけ」
「セブルスぅぅう!!」

現実は甘くありません…。


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