little junior
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放課後、料理クラブの一員である私は、来週に行われる料理コンテストに向けて、ひたすら料理の練習をしていた。
五年前からずっと連続優勝を誇ってきた雷門中のその成績を、無駄にしたくない一心で、二週間前から必死に練習を続けている。
「あああああの、みょうじ先輩!」
突然横から声をかけられた。
驚いてお湯の入ったやかんを落としそうになり、慌てて取っ手を掴んだ。
「吃驚した…。えーと、君は?」
先程横から声をかけてきた茶髪の男の子に問う。
と、男の子は顔を林檎の如く真っ赤に染め上げてゆっくりと口を開いた。
「お、おれ、立向居 勇気です!」
「立向居くんね。私はみょうじなまえ。よろしく。」
手を差し出すと、立向居くんは私の手を握り、ぶんぶんと上下に振った。
何だか凄く可愛い子だ。
「…!あ、立向居くん左足の膝怪我してる。」
「さっきまで外でサッカーしてましたから。多分それで…」
「ちょっと待っててね。」
「あ、はい。」
立向居くんの返事を確認してから鞄の中の救急箱もとい、救急ポーチを取りに行った。
「ちょっと染みるかもしれないけど我慢してね。」
そう言ってから、マキロンを染み込ませたコットンを傷口に当てる。
ちらりと立向居くんの顔を見れば、痛みに顔を歪ませていた。
「はい、終わり。痛かった?…って顔真っ赤だよ?大丈夫?」
「だ、だだだだ大丈夫です!あああああありがとうございました!(うわあああ、ものすごく顔が近かった!)」
「(本当に大丈夫かな?)熱は無いなあ。」
心配だったので、立向居くんの額に手を当ててみる。
熱があるわけではないようで、ただ顔が紅潮しているだけらしい。
「…っうわああああああ!!」
急に叫んだかと思うと、ものすごい勢いで走って行ってしまった。
(一体なんだったんだろ?)
疑問がたくさん残る、出会いだった。
little junior(?立向居どうした?顔真っ赤だぞ?)(みょうじ先輩がててててて手を!)(…立向居が壊れた)
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杏さまへ相互記念夢!
立向居夢を書かせていただきました!
駄文すぎて何とも言えませんが、宜しければお持ち帰りください!
杏さまのみお持ち帰りOKです!
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あああありがとうございます!
立向居くんっ かわいいです!!
これが駄文なら、わたしはどうなるので…;;
めっさ宜しいです←
いただきます!!
杏
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