一人カフェをキメている
2019/02/17
今、3〜4年ぶりぐらいで一人でカッフェーに来ている。
ほとんど客の気配のない店内で
チンチキチンチキスネアの効いた
ジャジーなBGMを聞きながら。
ちょっとエアコンの風が乾燥するから
あっち向いてくれないかなと願いつつ
ふかふかのソファにわがままに座り、
とうに飲み干したミルクティーの残り香がする
カップを一瞥してはスマホをぽちぽちやって
最高に無意味な時間を過ごしている。
家族に子供を託して1人の時間を作ってもらった。
今まで、自由時間には買い物や歯医者に行ったり、
コンビニスイーツを買いにいったり
ドライブしながら熱唱したり、
ある程度目的を持って外出していたのだけれど、
今回は自分のやりたい事リストの中でも
比較的優先順位の低いイベント、
「一人カフェをキメる」
を実行してみた。
する事ないからもう他の場所に出かけたいような、
温かくて眠たいからこのままダラダラしていたいような
くすぐったい葛藤が心の中で続く。
ミルクティーはそんなに美味しくなかった。
私はローソンのロイヤルミルクティーの方が好き。
でもこのソファがすごく気持ちいい。
窓の外を忙しく横切る車を眺める優越感が好き。
Wi-Fi飛んでないからこんなに
スマホいじってて大丈夫だろうかとか、
久しく不安になってなかったらそれもなんかいい。
私がスマホを酷使できるのはほぼ家の中なので、
外で娯楽のためにスマホを取り出す事はあまりない。
ポケモンGOは諦めてしまった。
そうこうしているうちに、
カフェにもお客さんが来はじめ、
カメラのカシャカシャいう音や
女の子の他愛ない笑い声が聞こえはじめたので
そろそろ出ようかな。
一人カフェをしたいくせに、
一人で4人がけのソファー席を占領している
プレッシャーに耐えられない小心者なのだ。
続きまして、車でプリキュアの歌を
練習してきます。
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