04 side青峰


俺はバスケが好きだ。
だから練習だって沢山したい。

でも、総勢100人を超える帝光中だと、かなり練習場所が限られてくる。

だから俺は第4体育館で練習することにした。





俺はロードワークと基礎練習が終わり、個人練習になったとき、第4体育館へと足を動かした。

しかしその途中で、


「あれ?青峰君どこ行くの?」

「あ?なんだよさつきかよ」

「私で悪かったですねー!大ちゃんのバカ!!」


めんどくさいのに捕まったな。

こいつは桃井さつき。
1軍マネージャーで、俺の幼なじみだ。


「まあいいか、それよりどこ行くの?」

「あ?第4体育館だよ。そこ以外どこも人多くて練習出来ねーんだよ」

「えーーーーーーーーーーー!!」

「うおぅ!?びっくりした、急になんだよ」


急に叫ぶなよな、びっくりしただろーがよ。

しかしなんで急に叫んだんだ?


「やめときなよ!」

「あ?なんでだよ?」


意味わかんねー


「いやね、あそこ…




おばけでるらしいよ?」


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