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オズが病んでるかもしれない





「例えばさ」
お前の手首と俺の手首を鎖で繋いだら、ずっと一緒にいられるかな。
歪んだ笑みを浮かべた主を静かに見つめる。
「・・・お前は目に見える繋がりが欲しいのか?」
目に見えるものは壊れやすい。
逆に目に見えないものなら、壊すのは難しい。
「そうじゃないんだ、ただ」
俺はお前がどうしようもなく離れなきゃいけないときが来るのが怖いんだ。
「そんなとき、来るのか?」
言っただろう?立場が変わっても、関係が変わっても、絶対に傍にいると。
「鎖で繋ぎたいなら繋げば良い。必要ないとは思うがな」
「どうして?」
「・・・言葉だって鎖にはなる」
目には見えない、強い繋がりには。


“鎖”

(あの言葉がお前に俺を繋ぐ鎖だ)
(誰にも切られはしない、壊されはしない絶対の、繋がり)








結局お互い依存してる

短文+雰囲気文ですいません・・・
 


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