▽6日 「お前…何したんだ?」 「……ナニしたんだ」 「ぶっ…!!!」 「火神きたない」 「おま…場所考えて言え!」 「じゃあなに、誰もいないところにわざわざ火神連れてってセックスしたって言えばよかったんだ」 「stop!!ややややめろ!俺が悪かったから!!」 「よろしい」 「…お前ってそーいうとこあるよな」 「??」 「いや、なんでもねぇ」 お昼の大学にて、俺は今朝テツヤに叩かれた跡を残したまま昼食をとっていた。今までのはそれを見た火神の反応である。叩かれた理由は歯止めも利かずに負担をかけてしまったからだ 「テツヤ大丈夫かなあ…」 「…………」 「あ、そうだ火神、俺あおみねくんに勝った」 「は………?」 「昨日いろいろあって成り行きで1on1したら勝った」 「…………お前昨日ほんとは何してたんだよ…」 「サッカーしてあおみねくんとサッカーバスケしてテツヤとセックスした」 最後のはいらねぇ!と彼に怒鳴られて、思わず摘んでいた唐揚げを落としてしまった。最悪 「つか、サッカーバスケってなんだよ」 「足でバスケするんだ」 「無理だろ」 「できたからあおみねくんに勝てた」 「そうかよ…まためんどーな奴と会ったな」 「大丈夫、名前はバレてないから」 「そういう問題じゃねぇだろ」 「そうかな」 「そうだろ」 ふーん、 適当に火神を流す。確かに彼の言うとおりめんどくさそうな雰囲気は出てたけれどね。でもどうでもいい ← / → |