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ヨン竹シリーズ‐8‐* [ 189/196 ]

ズボンの中から入り込んだ手が竹中の欲望を掴む。



「少佐!?」

「静かにしてください」


耳元で囁かれて砕けそうになる腰。それに気をよくしたヨンファは僅かに口角を持ち上げて、それからそれを二度三度と扱く。
竹中自身がびくりと震えるのを見てなおもそれを繰り返す。



「…やめ……」

「もう、勃起していますが?」

「!!…そういう、ことは」

「表現がはっきりし過ぎるのはお嫌いですか」



やれやれ、とヨンファはため息を吐くそぶりを見せると先端に軽く爪を立てた。



「――っ!!」

「痛いですか?でもこれはこんなに濡れて、ほら、音がしてきた」



自信を得たヨンファほど怖いものはなかった。ヨンファは泡立つ様な雫を指で集めると竹中の目前に持ってくる。あまりのことに目をそむければ顎をつかまれて無理矢理それを見せつけられる。

ヨンファの指についているのが自分のものだとは認めたくなかったが、ヨンファは嬉々としてそれを見せつけてくるのだ。



「竹中さんが汚したんですから、舐めてくださいね」



無茶苦茶だ。そう口にしようとすれば指を突っ込まれる。
喉の奥までも入り込んで来そうに思える指は、竹中の舌を見つけるとそれに絡むように蠢く。苦い味が口内に広がった。



「しっかり、舐めてくださいね」

「…む……は……ぅ」



歯を立てようと思うのだがうまく力が入らない。
無遠慮に蠢く指に邪魔されて呼吸がしづらい。涙目になってそれを伝えようとすればそれよりも先にヨンファの指が引き抜かれる。



「……は…」

「大丈夫ですか?」



誰のせいだと思っているんだ。そう言いたかったがそれにはまだ酸素が足りなかった。






「まずは、竹中さんに感じて貰おうと思ったんですがね」



ヨンファはすまなそうに言うと竹中のズボンを下ろしにかかる。暴れようと手を動かすがいとも簡単に掴まれてその間にも下着を下ろしていく。
露になった竹中自身へ、ヨンファが顔を埋める。




「…――っ!!!!少佐!!?」




慌てて腰を振って逃げようとするが下半身をしっかりと掴まれた今の状態では不可能だった。



「放せ!!」


言ったところでヨンファはそれを口から離さない。

ぺろりと先端についたものを舐め、それから舌を軽く尖らせて鈴口を刺激する。微かな痛みよりもずっと大きな快感が竹中を支配しつつある。



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