転職 プログラマー A子さんのオセロゲーム | ナノ





私とテニス部の関係は利害一致かしら?

ファンクラブと私の関係は主従関係ね。

学校と私の関係は××よ。

神崎メイルと私の関係は何て言えば良いかしら?

神崎メイルのような低レベルな子が私の相手になれるわけないじゃない。

三流の敵にすらならないわよ。

モブ以下って事ね。

だからさ、困るのよ?

「アンタみたいな美人とヤれて金が手に入るなんてラッキー♪」

頭の悪い滓を寄越されると。

はぁ…と溜め息を吐いた。

「どーしたの?もしかしてゴーカンされるのに怖くなっちゃったあ?大丈夫、気持ち良くしてあげるよー」

何処まで目出度い頭をしてるんだか、馬鹿じゃないか?

「うっぜ。」

ポロっと零れた本心に野郎共が固まった。

「あん、粗チンで私を満足させると云う壮大な妄想に脱帽するよ。大丈夫って何が大丈夫なんだ?寧ろお前らの頭は大丈夫かと問いたい。大丈夫じゃないのは理解してるが!」

自制心?

猿相手に何をどう自制するんだい?

ノンストップで罵詈雑言を並べ立てる私に対し怒り狂う猿共。

ギャンギャンと吠える様は、正しく動物園。

檻はないが…

殴り掛かってきた猿の横っ面を景気良く殴り飛ばす。

遠慮?

そんなの要らないでしょ。

「弱い!弱いってば!もー勘弁してよねえ。」

高々数名の猿に囲まれたぐらいで私を何とか出来ると信じている神崎も猿にもウンザリするわ。

そんなスローパンチで私を倒すつもりかよ!

なんちゃって即席メリケンサックで私に殴られ地面に沈む野郎共。

最後の一人を沈めて

「あんまりにもツマラナイので罰ゲームしましょ♪」

ニッコリと笑ってやった。

大丈夫、殺しはしないからね!

ロープがないからビニール袋を破って紐を作る。

あはは、私を前にして意識を飛ばすなんてバッカでん(笑)

何するか?

決まってんじゃん!

猿が私にしようとしたことをしてあげんのさ♪

ふっは、社会の屑に人権なんてあるわけないだろー。神崎と私の関係を表すなら無関係だね!

だって出来が違いすぎるからさ!





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