山田栄子の情報を集めたので、俺は今度は神崎メイルについて情報を集めようと思う。
プロフィール
氏名 神崎メイル
性別 女
年齢 15才
容姿 中の上か上の下
性格 どこかズレた感覚の持ち主。
学力 中の上
運動 中の中?どこかセーブしている感じがする。
趣味 買い物、ゲーム
職業 学生
所属 男子テニス部(マネージャー)
※何故、彼女程度の人材が男子テニス部のマネージャーに転校初日で成り得たのか不明。
人望 無し
※ミーハーよりも性質の悪い奴だと思う。クラスでも浮いた存在で、周囲には男しかいない。
社交性 一部のみ良好
住所 不明
連絡先 不明
※それとなく本人に聞いたが何を喋っているのか聞こえなかった。アレは宇宙人かもしれない。
同級生A君
「神崎のことが聞きたいってお前等の方が良く知ってるんじゃ?」
『そんな事はない。』
「へぇ…別に良いけど。顔はまぁ可愛いと思うぜ。あの残念な性格じゃなければ一日付き合っても良いかなって思うけどね。学校の女子からは嫌われているけどさ。」
『…そうか……』
「うっそ!チョッと凄い反応貰っちゃった気分!マジでどうしちゃったの?もっと神埼経を唱えて反論するかと思ってたんだけど。」
『……(呆)何だ、その神崎経とは…』
「え?お前等のことじゃん。神崎が一番で、神崎が至上で、神崎の為に存在してるんだろ?何せ神崎は転入初日にマネージャーになったし、それ以降は誰かしら神崎に引っ付いていたじゃん。神崎が虐められたらお前等が動くから周知の事実だぜ。」
『……あんな出来の悪い女を教祖にした覚えは無い。』
「そうだよな。教祖にするなら山田さんが良いなぁ。」
『何故そこで山田の名前が出る?』
「慈悲深くないけど、助けてくれるじゃん。現に崩壊寸前の男子テニス部が存在してるのは山田さんのお陰だぜ!」
『どういうことだ?』
「俺の友達が男テニの平なの。お前等、神崎が来てから真面目に部活してなかっただろ?まぁ、神崎がお前等引き連れて山田さんに喧嘩売ったから物事は動きだしたんだろうけど…テニスが環境とプレイヤーの育成を山田さんが提供してくれたって話だぜ。桑原とかに聞いてみれば?」
『解った。ありがとう…(此処で山田の話題が出るとはな…)』
同級生Bさん
「神埼経の信者が私に何の用?」
『…信者ではないのだが……』
「栄子様の噂を散々嗅ぎ回っていた変質者の方が良いのかしら??」
『頼む…どっちも勘弁してくれ。』
「ふ〜ん……まぁ、神崎のバッカらしさにやっと気付いたわけ?それとも神崎経を広めにきたわけ?」
『神崎を見極めにきた。』
「へぇ、それは、それは。あの自己陶酔型のお姫様に愛想を尽かしちゃったわけねぇ。ま、気持ちは解らなくもないけど…神崎と一緒に男子テニス部なんて潰れれば良かったのに。」
『………』
「あら?反論なし?つまらないわねぇー。ま、栄子様が動いてくれたお陰でアンタ等が存在してるんだから栄子様に泣いて土下座して赦しを乞うたら良いのよ。」
『……感謝はするが、そんなドMな趣味は生憎持ち合せていない。』
「何真面目に答えてんのよ(大爆笑)」
『……もう良い…』
テニス仲間J.K君とB.M君とS.Y君
J「山田は俺の家族の恩人なんだ。」
『恩人?』
J「立海大って私立な上、学費も半端じゃないだろ?それに兄弟もいるしさ、親父も仕事が無くて結構厳しかったんだ…生活。俺の親父がポルトガル語と英語、日本語の三ヶ国語を話せることに山田が着目して山田の会社に就職したんだよ。」
『そうだったのか…』
J「あぁ、本当に山田には感謝しているよ。アイツ等みたいに灰汁の強いわけでもないプレイヤーの俺の才能を山田は認め、高見を目指すように道を示してくれたんだ。」
『神崎についてはどう思う?』
J「正直、今となっては神崎の何処が良かったのかサッパリ分からない…何処かに惹かれたんだろうけど、な。それに虐めしても神崎の態度にも問題があると思う。」
『具体的には?』
B「自分がお姫様とか痛い所。」
S「あぁ、あの電波具合はかなり痛いよね。」
『Sは分かるがBは、神崎の事を気に入ってたのんじゃないのか?』
B「あの日まではな。」
『あの日?』
B「俺と俺の弟二人が誘拐されたんだよ。まぁ、山田に助けて貰ったんだけさ…神崎がその後に来て」
《ちょっと、話が違うじゃないっ!この役立たずっ!折角、私がブンちゃんを助けて依存させる為の計画が台無しよっ》
B「って誘拐計画自作自演だっつーことをバラしたんだぜ。俺等はアイツにとってアクセサリーの一種なんだろうな。因みにその時の音声記録は山田が持っているぜ。」
S「神崎、マジで死ねよ……」
『そうか…』
S「チョッと、俺には聞かないわけ?」
『(面倒臭っ)お前は神崎をどう思っているんだ?』
S「神崎は宇宙人だよ。あぁ、アレは地球外生命体なんだ。Gよりもおぞましい生き物なんだよ。大体、神崎の放出する独特な怪電波は一定期間だったけど神崎の最も望む在り方を維持していた筈だ!」
『…結論としては?』
S「宇宙人よ星に還れ!無理なら今直ぐ死ね!」
『(それが言いたかっただけか…)そうか…』
結果
神崎メイルと云う人物は、社交性乏しく、人格も欠落しており、人として電波の入った扱い辛い人間かも怪しい存在である。
人間判定 ランク-(測定不能:宇宙人かもしれないため)
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