俺は山田栄子に対する情報を集めることにした。
プロフィール
氏名 山田栄子
性別 女
年齢 15才
容姿 美人
性格 掴みどころの無い鯰のような性格。自分の害と判断した下したものに関しては冷徹。
学力 全国模試1位
運動 上の下
趣味 株、読書、旅行
職業 学生(万屋社長)
所属 茶道部・保健委員
※会社 設立して半年で上々株に急成長した何でも屋。取引先は多岐に渡り、仕事はベビーシッターから護衛と幅広い。
人望 子供・大人関係無く山田栄子に対し、敬う。
カリスマ性が高いと見た。
社交性 良好
住所 神奈川県横浜市立海24-3 スカイマンションA1005号室
連絡先 不明
同級生Aさん
「栄子様?そうね、とっても新しい物好きかしら。ふふ、最近は神崎さんと何かトラブルがあったらしいけど栄子様は、神崎さんに飽きていらっしゃると思うわよ。」
『お前の家は山田に会社を吸収されたと聞いたが、正直どう思っている?』
「感謝しているわよ。」
『何故か聞いても良いか?』
「別に構わないわ。私の家ね、物凄い負債抱えて一家心中とか洒落にならなかったのを栄子様が助けて下さったのよ。」
『それで山田が肩代わりしたのか?』
「全然違うわよ。栄子様が私の父の人生を買い取ったの!」
『人身売買か!?』
「そんなわけないでしょ!じゃあ、あの日の栄子様の物真似をしてあげよっか?」
『……頼む。』
《私が××家の援助を申出たのは、××氏の能力を買っているからだ。私は人として最低な人間だろう。だが、選んで欲しい。××氏、君の人生を5億で買い取らせて欲しい。此処で家族と一緒に死ぬか、私の手を取って人生を生きるか…》
「って素敵でしょ!?惚れ惚れしちゃったわ。確かに人に値段を付けるのってどうかと思うけど…でも栄子様の場合は違うもの。絶対に栄子様の会社に入って上を目指すわよ!」
『…………(信者?)』
社員らしき人BさんとCさん
B「やー何だか照れるね。インタビューみたい!」
C「そのノリウザい。で、聞きたい事って何?」
『社長はどのような人ですか?』
BとC「「……変人?」」
『変人?』
B「なぁ、アンタは俺とコイツどっちが上司だと思う?」
『…B氏ですか?』
B「ブー外れ!俺の上司はコイツだぜ。」
C「何だよ、文句でもあんのか?」
B「まぁ、まぁ、普通の会社では爺が上で胡坐かいているような年功序列の会社が日本では当たり前なんだぜ。大学出て直ぐの青二才が普通に四十路以上のオッサンの上司してるとは思わんさ。だろー?」
『まぁ、普通はそうですね。やっぱり会社の運営方針で?』
C「会社の運営方針は実力主義だ。今週のスローガン成上がり万歳だったか…?」
『スローガン?』
B「あ、馬鹿にしたろーこのスローガンを考えるのが面白いんだぜ。勿論、実行もするけどよ。先週のは弱肉強食で先々週が虎視眈々だ!その前が一騎当千。」
『……どうして山田さんの会社へ入ろうとされたんですか?』
BとC「「ナンパされたから」」
C「目ぼしいと思ったら誰でも彼でも口説いてくるのは止めて欲しい。教育するのは俺達なんだからな。」
B「あー口説かれちゃった方としては何にも言えねぇわ。まぁ、家庭の事情が複雑な奴もいるけどさ、俺等は社長から力を認められて此処にいるわけさ。」
C「まぁ、常識の吹っ飛んだ人ではありますが嫌いじゃない。」
『ありがとうございます。』
BとC「「感謝するなら将来会社に来い。高校に入ったらアルバイトでも良いから入社しろ(しないか?)」」
『……(勧誘!?)考えておきます。』
結果
山田栄子と云う人物は、社交性に優れており人望も厚く、信頼の厚い人間である。
人間判定 ランクS
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