転職 プログラマー 沈黙の太陽完全版 ifリボーン | ナノ






リボーンの夢小説を読み漁っていて、サイト巡りをしていたの。

“この先は現実の世界”

と云う見出しに引かれサイトに入った。

主人公設定を自分で選べるアンケートに答えてエンターを押したら私はリボーンの世界にいたの。

トリップしたいと夢見ていた私の願いを現実にしてくれたわ!

管理人さんは、きっと神様なのね♪

豪華な部屋は、きっと10年後のボンゴレ本部だわ。

ふふ、私はツナの正式な婚約者で、守護者の皆から争奪されぐらい愛される存在。

早くツナに会わなくちゃ♪

それにしても豪華な部屋ね。

ふかふかなソファーでトリップを実感してたらキツメの美女が部屋に入ってきた。

私を見て眉を寄せる彼女は

「貴女、此処が何処かご存知なのかしら?」

高圧的に質問してきた。

は?

私はツナの婚約者よ。

そんな口を利いて良いと思ってんの?

「ボンゴレ本部でしょ。」

私は優しいからそう答えてやると

「なら此処から立ち去りなさい。貴女が立ち入って良い場所ではありません。」

命令しやがった。

「はぁ?私はツナの婚約者よ。誰に命令してると思ってるのよ!」

女は可哀想な眼で

「何を勘違いされているのか分かりませんが、綱吉さんの婚約者は私です。人を呼ぶ前に立ち去りなさい。」

ツナの婚約者は自分だと言い放った。

何なの?

この勘違い女は!

そっか、これは設定なんだ。

意地悪な元婚約者が、私に地位を奪われて嫉妬しているのね!

「ふふ、勘違いも甚だしいわ。私が今から婚約者なのよ。ツナに殺されれば良いのよ。キャーーー」

盛大に悲鳴を上げツナか守護者の誰かが来るのを待つ。

予想通りツナが駆け付けてくれた。

私はツナに泣き付く。

ふふ、頬を張られた勘違い女は呆然としているわ!

良い気味よ。

ツナが害虫を排除しようとした時、何故かリボーンが害虫を守った。

どうして?

そんな女よりも守るべき主は私なのよ!?

害虫はリボーンの腕を掴んで逃げてしまった!

リボーン、貴方は間違ってる。

貴方が守るのは私なのよ。

愛するのも私だけなの!

きっと害虫に何か吹き込まれたのね。

私は寛大だから害虫を駆除したら許してあげる。

私はボンゴレ夫人になる女なのよ!




- 2 -



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -